「恋」と「セックス」は分けられる？恋活女子(男子）のホンネ！

突然ですが質問です。

「あなたは恋愛とセックスを分けて考えられることができますか？？」

もしこんな質問を受けたとしたら、あなたはどう回答しますか？？
「分けられます！」「分けられません！」と、即答できる方はほとんどいらっしゃらないかと思います。大抵の方は、その質問を一旦飲み込み「う～ん」と考えることでしょう。それは詰まる所、恋愛とセックスの関係は、非常に繊細であり複雑で、そう簡単に答えることが出来ない質問だからと言えるからです。

そんな今回は「恋」と「セックス」は分けられる？恋活女子（男子）のホンネ！という、誰しもが興味を示すテーマについて、そしてその反面、誰しもがデリケートな部分だと感じ、正直、なかなかその真相を知り得ることが出来ないテーマについて、深堀りしていきたいと思います。

はじめに

「恋愛する」と「セックスする」とでは、言葉の意味の通り全く違うモノであり、行為自体を考えれば違う行為だと認識できるでしょう。言葉の意味が違うのですから、それは誰しも納得できるかと思います。

ただ厄介なのは、誰しもが恋愛の延長線上にセックス（性欲）があるという、恋愛感情と性欲が繋がっているような見え方、考え方が、一般的な常識となっている部分が、今回のテーマをややこしくさせているのです。では実際に、恋愛と性欲は結びついているモノなのでしょうか。

考え方で変わる？？

そもそもこの手のテーマとなる記事や書籍、コラムを見ると、恋愛と性欲の結びつきがあるか、無いか、分けられるのか、分けられないのか、その認識は結局のところ、「人それぞれ」に辿り着きます。早々に今回のテーマの答えを記載してしまいましたが、行き着くところは「人それぞれ」になってしまうと、私自身も同感であり納得であり、そう思うのです。

多くの人は「恋愛」というモノ、「性欲」といモノをどう考えているかによって、結びつきへの認識も変わりますし、育ってきた環境、学んできたこと、見たり聞いたりしたことで価値観が決まっていく訳ですから、人によって考え方が違うのは当然です。

恋愛感情とセックスは変化していくモノ？？

恋愛とセックスを分けられるか分けられないは、人によってその認識が違うと先ほど申し上げました。どう捉えるかは人それぞれ、ただこれは個人的な見解になってしまいますが、時期によって恋愛とセックスの関係性は変化していくのではないかと考えています。

恋愛初期　⇒　衝動

「一目惚れ」という言葉が非常に分かりやすいのですが、異性を好きになる時というのは、理屈では説明できない感情の、無意識の、本能による心の動きであり、「理性が効かない衝動的な状態」が恋愛初期には多いように感じます。

相手の事を好きだという感情に無自覚でありながら、性的な魅力を感じていることが多く、恋愛感情と性欲がごちゃごちゃになっている状況だとも言えます。

どんな恋愛であれ、最初は「好き」と「性欲」が混ざり合い、相手への想いが燃え上がる時期、周りが見えず一直線、多少なりとも皆さんにも経験があるはずです。この衝動的感情はどんな世代であれ、変わらず普遍的な感情なんだと思います。まさに「恋」と「セックス」が分けられない、分けることが難しい時期だと考えます。

恋愛中期　⇒　自覚

あくまでも「付き合う」という事を前提に話を進めていきますが、お互いが「好き」という感情を経て、付き合うことになったとします。「付き合う」という行為は、言い方を変えれば「相手と付き合うという契約を結ぶ」ということになります。お互いが恋愛感情を自覚した上で「彼氏」「彼女」になる訳です。ある種の「肩書き」が付くのと同じことと言えるでしょう。

例えば、あなたが学校の部活でキャプテンを任されたり、学級委員長に任命されたり、はたまた会社でプロジェクトリーダーに任命されたり、部長に昇格、エリアマネージャーに昇格などしたとしましょう。どうでしょうか？自然とその役割を果たそうとしませんか？不思議なもので、人というのは役目を与えられると、その役割を全うしようと考える方がほとんどだと思います。役目を果たすために努力をするようになり、自然とその自覚が沸いてくるのです。

その「自覚」と同じように、ここで言う、恋愛とセックスの関係性は、初期の段階での「ごちゃごちゃになっている」のと違い、「彼氏」「彼女」という自覚が芽生え「相手の事が好きだからセックスをする」という恋愛感情の方が強くなる傾向があるのではないでしょうか。

恋愛後期　⇒　義務感

この期間に関しては、人それぞれと言いますか、全部が全部当てはまるということではなく、あくまでも個人の見解として記載します。決して正しいとか間違っているということではありませんのでご理解ください。

どんなカップルでも付き合っていけば恋愛後期は必ず訪れます。付き合って数か月、数年が経つと、自然と恋愛感情もセックスも落ち着いてくる方が多いと思います。恋愛初期に比べ、衝動的な行為も減り、感情のまま、本能のまま相手を求める事も少なくなっていくのが一般的な真理だと言われています。「彼氏」「彼女」という役目に慣れてくると、徐々に感情やセックスが「形式」に変化していくようになり、今まで絶対的な優先順位が「彼氏のこと」「彼女のこと」だったのが、仕事や趣味なども優先順位に同等に上がってくる時期だとも言えます。

この時期の恋愛感情やセックスには、恋愛初期の衝動的なものではなく、一概には言えませんが、義務感としての意識の方が高くなっていくのではないでしょうか。本能のまま湧き上がる性欲ではなく、自覚された性欲となるので付き合いが長ければ長いほどセックスレスになってしまう方が多いのではないでしょうか。

恋愛感情のないセックスはあり得る？？

結局のところ、人それぞれになってしましますが、セックスとは「肉体関係を通して相手と通じ合う」ということなんだと思います。快楽を求める以外に心から通じ合える経験をするからこそ、恋とセックスが恋愛の延長線上にあると考え、恋愛感情と性欲が繋がっていると考えるのではないでしょうか。

俗に言うワンナイトや、その場限りの関係というものも、少なからず相手に対し「好意」が無いと成立しないのではないかと思います。相手に何かしらのプラスとなる感情が無い限り、大半の方はセックスが出来ないのではないでしょうか。

何かしら「いいな」と思える部分があるから成立するのだと思います。じゃあ、その「いいな」は「恋」なのかと言われれば、それもまた人それぞれ。ただ、人は「いいな」と思える要素に性欲が沸くのだと感じます。セックスから始まる恋もありますし、本当に人間というのは難しい生き物なんだなと思います。

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回は非常に難しいテーマでお届けしました。もちろん世間には一定数「恋」と「セックス」を分けられる方もいらっしゃることでしょう。決してそれが良い、悪いとかではありません。ただどんな世代でも、恋愛の初期、中期、後期は必ず訪れ、その時々のタイミング、気持ちの変化によって左右されることも多いかと思います。例え行為が違う「恋」と「セックス」ですが、ホンネを言えば男女問わず、世代問わず、結びつきを感じている方が大半だと思います。分けられるのも正解、分けられないのも正解、これが今回たどり着いた私なりの答えです。やはり「恋」と「セックス」とでは行為は違えど、繊細に複雑に結びついているモノなんだと思います。あなたにとって、少しでも参考になりますように。

記事：吉川

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