婚活は短期決戦!でも期間が長くなることだってあるよね

Borderline

道路には中央線(center line)が引かれていますが、それは何故でしょう?

簡単にいうと交通事故に合わないよう目印をつけている訳です。それなのに、ある場所で頻繁に事故が起きる道がありました。噂が噂を呼び、挙句の果てには何か霊現象が起きてるのではないかとまでささやかれ出しました。

そこである人が思い切って中央線を消してみたのです。

そうするとどうでしょう。そこで起こっていた事故が激減する結果となりました。そう、中央線がなくなることでお互いにより注意力を払わなければならず無謀な運転がなくなったのです。秩序を保つためにルールを作るのは重要なことですが、時に自由な無法地帯をつくりだすことで逆療法となり、自立心を向上させる力ともなりうるのです。

婚活においてもそうだと思うのです。

知人からのアドバイスやネットで溢れ出る情報、親の経験談や占いなど全て集約すると何本かのルール、つまり中央線が引かれてくるでしょう。そこから逸脱すると事故にあうかのように、喧嘩したり別れたり婚活に失敗してしまうと思い込んでしまうことはありませんか?

では、ルール通りにしていると失敗しないのか?答えは「NO」です。

先程お伝えしたように、中には整備された道路なのに事故が多発している場所もあるのです。婚活でいえば、真面目に取り組んでいても、何かうまくいかないと感じる時期といえるかもしれません。

そんな時は、今まで引いていた線を無くす!という考え方もあるのです。意外とルールにがんじがらめになり、自分の良さが引き出せていなかったと気付かせてもらえるかもしれません。

人に引いてもらったCenter lineを取消し、自らでBorder lineを引く!

さて、まずは一般的に広がっているセンターラインの話しをしましょう。婚活期間というのは通常3ヵ月~1年となっております。その中でも最も多い婚活成功例は3ヵ月以内というデータがあります。そこが「婚活は短期決戦だ」という言われる所以なのです。

勿論、若い年齢になるにしたがってより成功率も高まってきます。皆様もお気付きかと思いますが、早いに越したことはないのです。

しかし、そう簡単にゆかないのも現実ですよね。

独身のまま35歳を過ぎたら数%しか結婚できないとよく言われますが、特に40代になると、「3年以上婚活している」と答える方も結構います。そして彼ら、彼女等はこう言います。

「若い頃よりモチベーションが長期間続かない」
「もっといい人はいるのではないかハードルが上がり決心できない」
「真剣な交際まで発展せずお金ばかりかかる」
などなど…

私も婚活期間を振り返ると、実は最長4年を費やしていた時期もありました。

アドバイス的にはやはり早いに越したことはないのですが、この時期を経験できたことは自身にとって結婚への転機をもたらす有意義な時間となりました。では、どうすれば婚活期間を気にせず成功へ導かれるのか?

長い時間をかけて成功することはまずなく、長い時間をかけて失敗した後に短期間で成功が訪れる…といったことがよくあるようです。

何故か?とお答えする前に、日本と世界の婚活事情を見比べて視野を広げてみましょう。

日本の婚活事情は?

海外の婚活事情を知る前に、まずは日本の婚活という言葉についてみてみましょう。婚活とは文字通り「結婚活動」の略語であり、わりと昔からあった言葉なのですが、女性の社会進出にともなう晩婚化が目立ってきた2008年の流行語大賞に「婚活」がノミネートされてから、なじみのある言葉として定着するようになりました。

昔は婚活といえば、適齢期を過ぎても結婚できない女性がお見合いなどを繰り返すような、あまり良いイメージの言葉ではなかったのですが、今は婚活という言葉にそれほど抵抗を感じなくなった人が増えており、実際に婚活からゴールインするカップルも多く、「婚活ブーム」と言われていた時期もすぎてすっかり一般化した印象があります。

ただ、日本ではいまだに出会い系や婚活サイト、又は婚活パーティー経由での結婚は口外したがらない傾向にあります。そのような意識の溝をどう埋めてゆくかが今後、企業努力が必要となってくるかもしれません。

また、日本特有の事情ですが、付き合っているうちに二人の将来に話が及んだり、相手が二人の結婚についてどう考えているのか不安になったりしがちです。そもそも「結婚を前提としたお付き合い」という形が一般的に真剣な、誠実な交際といわれてきてます。

結婚に対して「将来が不安だから結婚したい」「夢はお嫁さんになること」などといったような男性に支えてもらうような保守的な考え方を持つ日本人女性もいまだ多いと思います。社会環境も著しく変化している中で、個人にかかる圧力も見逃すことはできません。

人生はこうあるべきだ!と結婚・出産適齢期、仕事に対する責任論など様々なプレッシャーがかけられ、窮屈な思いをしている方も少なくないようです。

アメリカの婚活は?

さて、婚活に関して海外に目を向けてみましょう。

例えば欧米の人たちは、結婚を前提としたお付き合いという概念を持っていない方が多いです。結婚はお互いに惹かれあったパートナーとの自然な成り行きで成立するものであり、そういう意味では日本での婚活ブームはとても不思議な現象に写っっていることでしょう。

ちなみに海外ではホームパーティー文化があったり積極性が求められるものが多いので、日本の街コンなどのようにリアルな出会いの場を提供するサービスはあまりないようです。

欧米ではパートナーに対して、趣味や性格が合うかどうかということよりも、体の相性を重視する傾向があります。

日本の文化は性に関してあまりオープンではないので、本心はともかく表向きには性に積極的なこと自体が好まれないような雰囲気がありますが、欧米の人達はより本能的な感情が前に出やすいので、性の相性を重視して相手を探すことに抵抗を感じないわけです。

また、相手を探す際に特定の一人にこだわらない期間があることも、欧米の恋愛に関する大きな特徴と言えるでしょう。
一般的には「デーティング期間」と呼ばれ、いわゆるお試し期間のようなものなのですが、例えば日本人が初めて海外の異性と付き合う場合に一番戸惑う文化の違いだと思います。

そりゃそうですよね、意中の男性が他の女性ともデートしていいという訳ですから、普通に日本で生まれ育った身としては居てもたってもいられない心理状態になるかもしれません。

さらに、欧米では「告白」という概念がなく、強いていえば告白はプロポーズだという認識になるので、先ほどのデーティング期間がいつ終わるのか、自分たちは今どういう関係なのかがハッキリと分からないような状態が有り得ます。

この問題を解決するためには、例えば相手が自分のことを家族や友人に紹介する時に「僕のガールフレンドだよ」等とハッキリ言ってくれるかどうか、または相手に直接確認して確かめる、このような方法を欧米の人たちは使っているようです。

結婚観に関しては、欧米のカップルは付き合い始めた頃から二人の将来を考えることがあまり多くありません。「お互いのことをまだ良く知らないうちから先々のことなんて考えられない」という意識が強く、相手に関することを深く知る期間として捉えるわけです。

特に、欧米の女性は自立心が強いのでこのように結婚自体を人生の目標として考える人は少なく、結婚する理由をとてもシビアに見出そうとする傾向があります。

日本ではあまり良いイメージを持たれない事実婚が欧米ではわりと多いのも特徴で、子供は作らないといったようなルールを決めて数十年も寄り添って生活しているカップルも多く、周りから羨ましがられるような仲睦まじい事実婚夫婦も少なくないそうです。

逆に離婚に関してもサバサバとした感じで、「周りの目が気になる」「子供のことを考えて」という理由で無理矢理夫婦関係を続けようとしがちな日本人と違い、相手のことが嫌だと感じたらバサッと別れてしまうようです。

※欧米人が結婚に至るまでの出逢いの場
①オンライン
②職場
③知人からの紹介
④バー
⑤教会

ヨーロッパの婚活は?

個人主義で自己主張の強いヨーロッパでは、日本のように社会や家族からの無言の圧力のようなものはなく、それぞれが生きたいように生きる!という感覚です。

結婚をするもしないも個人の自由で、主観を他人に押し付けない文化なのです。人は私とは違う!という認識が根底にあるので、それぞれが自分の幸せの為にやりたいことをするという考え方を持ってます。

性別に関係なく、自分らしく自由に生きる・生きられる環境ってちょっとあこがれてしまいます。また、多様な結婚観を持ち合せているので、結婚する理由も結婚しない理由も様々です。

例えばこんなことを言っている人がいても「結婚はしません。もししちゃったら愛で繋がる関係ではなく、書類で繋がる関係になってしまうでしょう。私は彼女を愛しているから一緒にいるし、愛がなければすぐに別れます。彼女を本当に愛し続けたいから結婚はしないんです…」

それぞれ個人の考える結婚の意味を尊重します。愛するから結婚をする!という価値観が優勢の日本人にとっては受け入れがたいことだと思います。ヨーロッパで事実婚が多いのは、制度も整っており、こういった結婚に対する自由な考え方と多様性を社会が認めているからだと言えるでしょう。余談ですが、結婚してからも個人主義を貫きます。

日本のように妻が家計を管理するなんて常識はありませんし、どんどんキャリアアップを目指して働く女性も多いのです。「私」という個人がいて、妻や母親としての役割が増えてゆく…日本ではまず奥様になり、母親になるとおばあちゃんに変遷してゆくのです。

年齢制限もなく自由恋愛を謳歌するヨーロッパ人は50代60代になっても男女を捨てず堂々としているのです。この考え方であれば何歳になっても恋を楽しめる、恋愛や結婚に対する焦りというのもなくなるかもしれません。

アジアの婚活事情は?

シンガポール

政府が運営する婚活支援サービス(SDN)があるようです。そこには民間企業に委託して行っている婚活パーティーの案内が載っているのですが、ただWebサイトに載せるだけではなく、出会いの場所の提供から情報提供、生活者への直接の支援なども行っているようです。

韓国

過去最低の婚姻率&最高平均初婚年齢を記録中だそうです。「鉄壁女」と呼ばれる“恋愛に不器用で男性の気持ちをむげにする女性”など、パワフルな女性が台頭し、今までよりも女性の婚期が遅めになっています。
そんな中で、「恋愛講座」や、大企業同士の合コン・パーティが人気を獲得。日本発の造語「婚活」という言葉も流行しているようです。

中国

都市部では、なんと独身男女の比率が3:7と、「独女余り」が深刻化しているのです。そんな状況を受けて、“剰女=結婚できない女性”にはなりたくないと、10代の女性の間で婚活が大盛況!中でも、ある結婚相談所では約19万人の10代女性が登録するなど、“お見合い”が人気なのだそうです。因みに、中国では“就職難のために卒業後すぐ結婚を目指す女子大生”のことを「卒婚族」と呼ぶなど、流行語も生まれています。

タイ

お見合いブームが顕著に現れてます。恋愛の神様が降臨するといわれる婚活スポット「トルムルティの祠」も、若者から絶大な支持を集めているそうで、人々の結婚への情熱が感じられます。日本からも提供している婚活パーティーというシステムも受け入れられ、現地では大盛況のようです。

如何でしたでしょうか?日本だけではなく、世界の婚活センターライン。

この他、ネットの世界でも様々なラインは広がってます。なかなか婚活がうまくゆかないと感じているあなた。婚活とはこういうものだ!という固定概念に縛られていませんか?

例にあげた様々な情報にのっとってこれから婚活を進めてゆくか、それとも人の思考にとらわれず、様々な経験の中で自分自身で作り上げるボーダーラインを引き、進んでゆくか。

成功と失敗の境界線はどこにでも必ず存在するのです。

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