“いい人”に出会えないと悩んでいるあなたへ　<女性編>

お仕事もプライベートも恋愛もそれなりに頑張ってきて、ふと気づいたら『適齢期』。
そろそろ婚活でもしてみようかな…と、婚活パーティーやマッチングアプリでお相手を探してみたところ、「“いい人”が全然いない!!」「“いい人”はみんな結婚してる!!」このように訴えられる女性は、非常に多いです。

果たして『いい人』とは、どのような男性なのでしょうか？同じ条件で婚活していて、『いい人』と結婚される女性と、『いい人』を探して迷子になってしまう女性との違いは、いったいどこにあるのでしょうか？
婚活市場には、結婚したい男女が集まっています。容姿が優れている方も、年収が高い方も当然いるでしょう。なぜ自分の周りには“いい人”が現れないのか…？

婚活パーティ―会社【Whitekey】が100％バックアップする結婚相談所【WhiteMarriage】にて、メンタル心理カウンセラーとして日々会員様の恋愛相談＆婚活相談をお受けし、見守っております40代筆者が、リアルな結婚生活の経験も踏まえ、このテーマを語りたいと思います。
真剣に結婚を目指し、ご活動くださっているすべての皆様にとって、少しでもヒントとなりますように！

“いい人”って、どんな人？

結婚適齢期の皆様の周りには、すでにご結婚されたご友人も多くいらっしゃることでしょう。お幸せそうなご友人は何をもって、どんな基準でそのお相手を選ばれたのか？お伺いしてみるのもいいかもしれません。

そのパートナー様は、ご友人にとって、完璧な条件に当てはまったお相手ではないこともあるでしょう。でも、そのご友人がお幸せそうな笑顔でいらっしゃることで、すべては問題ないのです。『いい人と結婚したね！』と周りの方に祝福していただける結婚をするためのヒントは、必ずあるはずです。

１．いい人＝年収や学歴が高い人？

婚活相談にいらっしゃる女性に「お相手の条件」をお伺いすると、“年収〇〇万円以上”“大卒以上”をまず挙げられる方は、非常に多いです。なぜその条件なのか？と掘り下げてお伺いすると、「自分の年収よりも高く稼いでほしいから」「専業主婦になりたいから」「自分の学歴より相手が下なのは嫌だから」など、さまざまな理由をお受けします。

【年収】【学歴】は、その男性が頑張って生きてこられた証ですので、確かにお相手を判断するひとつの判断基準にはなります。彼はそのスペックを手に入れるために、大変な努力を積み重ねてこられたはずですし、尊敬すべき才能をお持ちの方であることは確かでしょう。ただ、そこだけでそのお相手を“条件がいい人”と判断し、追いかけることは危険です。

高い年収を得ている男性との結婚生活は、一見豊かで、何の苦労もないように見えます。ただ、彼が得ているお金とスペックは、彼自身のもので、結婚してあなたが手に入れるものではありません。実際に結婚されてから、そのお相手が自分の趣味や、お付き合いばかりにお金を使い、生活費を家に入れてくださらない可能性もあります。そのお相手に浪費癖やギャンブル癖があり、なかなか貯金をしてくださらない方かもしれません。

今現在の年収がそこまで高くなくても、家族のために着実に毎日働き、貯金をしてくださる男性の価値は、何よりも高いはずです。目に見えている今の結果よりも、これから一緒に築き上げていく将来への過程に、目を向けてみることをお勧めします。

２．いい人＝外見が良いイケメンさん？

婚活相談をお受けしていると、「私、相手の外見だけは譲れないんです！」と主張される“イケメン好き”の女性がいらっしゃいます。もちろん外見は一番に目に入るものですし、一生ともに過ごす相手を選ぶうえで、大変重要なポイントであることは間違いありません。タイプの男性に似た可愛い子どもを授かることができたら、どんなに幸せなことでしょう。

ですが、男性が同じように「僕は女性の外見だけは譲れないので、美人としか結婚したくないんです！」とおっしゃっていたとしたら、どう思いますか？その男性はどうせその程度の価値観なんだなと、冷めてしまうことはないでしょうか？
顔面偏差値の高い異性は確かに魅力的ですし、モテてこられて、女性の扱いに慣れていらっしゃる方が多いです。デートしていても楽しくて、彼の整ったお顔や、女性慣れした仕草にうっとりしてしまう…というようなこともあるかもしれません。でも、その方から外見の素敵さを抜いたとしたら、何が残るか？一度、冷静に考えてみましょう。

あえて現実的なことを申し上げれば、何10年と続く結婚生活は、ときめいてばかりの夢の世界ではありません。今は若々しくて格好いい彼も、いつか頭が禿げるかもしれないし、太って体型が変わるかもしれません。そうなったら、彼のことを嫌いになりますか？「痩せててスタイルが良くて、可愛かったから好きになったのに、おばさんになったから嫌いになった」と、将来お相手に言われたとしたら、どう感じるでしょうか。

外見は、内面の鏡です。清潔感をきちんと保ち、健康的な食生活をして、適度な運動を大切にしている男性は、それだけで結婚相手として“大合格”です。意識の高い男性は、お仕事の場でもきちんとされていて、周りからの信頼を得ていらっしゃるでしょうし、健康に気を配って、家族のために元気で、笑顔でいてくださることでしょう。若いうちにイケメンであること以上に重要なのは、長い目で見て、その方の内面そのものを尊敬し、“この人は人としてイケてる”と思えるかどうかだと思います。

３．いい人＝優しい人？

お相手への条件に『優しい人』を挙げるのに、いざ交際が始まると「いい人すぎる」「優しすぎる」と、結局お断りしてしまう女性がいらっしゃいます。「いい人なんだけど、男性として見ることができない」という、男性にとっては非常にもやもやしてしまうお断り文句ですね。このパターンは結論から申し上げると、“非常にもったいない”です！

ご結婚相手としてパートナー様を選ぶにあたって、『優しい』は、必須です。甘い言葉でデートに誘ってくれたり、わがままを何でも聞いてくださる男性が“優しい”のではありません。女性を理解し、尊重し、意見の食い違いがあったとしても、感情的にならずに穏やかに寄り添ってくださる男性こそが、本当に“優しい”男性であることを、ぜひ見極めていただけたらと思います。

実際にご結婚されていらっしゃる周りの女友達のパートナー様に、皆様が一番感じることは「いい人そう」「優しそう」という印象なのではないでしょうか。本当に優しい男性は、とても謙虚ですし、パートナー様やご家族のことはもちろん、周りのことも気遣い、大切にします。

一生をともに過ごすパートナー様のお人柄が【いい人】であるならば、その方に対して深い愛情と、尊敬の念が沸いてくるはずです。男性として見られない、ときめかないということ以上に、それは価値があるものではないでしょうか。

“いい人”と出会うためには？

婚活という出会いの場において、“年収”、“学歴”、“外見”などの『条件』から入ってしまうことは、まず仕方がないことです。ですが、『条件』だけに固執してしまうと、自分にとっての本当の【いい人】と巡り合うきっかけを逃してしまうかもしれません。

あなたが求める「理想の人」だけを追い求めるのではなく、あなたが望む「理想の人生」はどのようなものなのか、その人生を思い浮かべた時に、そばにいてほしいパートナー様とはいったいどんな方なのか、イメージを持って想像してみてください。誰にとっても「いい人」が、あなたにとって最高のパートナー様ということではないはずです。

そして、男性からも“選ばれている”立場だということを忘れないようにしましょう。この人と結婚したら、どんな幸せな人生を送ることができるだろう？と、男性側も当然考えていらっしゃるので、自分自身こそがお相手にとっての『理想の人』になることができるように、自分を磨いていくことです。

お相手が幸せな人生に望んでいらっしゃることと、自分の価値観が一致したと思えたならば、自分に足りないものは何なのか？ぜひ考えてみましょう。
前向きさや明るさ、お相手を気遣う優しさといった“内面的”なものかもしれませんし、目標を持ってお仕事を頑張る、お料理の腕を磨く、ダイエットして外見を磨くといった、今すぐ努力できることかもしれません。

お相手にとっても自分にとっても、お互いを最高の『いい相手』と思えることが何よりの幸せですし、お互いに努力し続けていかれる『いい結婚』『いい人生』に結びついていくと思います。

まとめ

…いかがでしたでしょうか？
お伝えしたいことはまだまだたくさん、たくさんありますので！ぜひ一度、プロのカウンセラーの婚活カウンセリングを受けてみませんか？

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記事：今井