婚活疲れの皆様へ…そんな時こそ振り返ってほしい言葉の数々
「婚活がうまくいっていない…」
お悩みの方、うまく成果が出ていらっしゃらない方へ。
今回のブログではこの要因を必要な考え方に加えて格言、ことわざなどを交えつつ綴らせて頂きたいと思います。
目次
人は忘れる生物
まず、冒頭に申し上げた事ですが何故ストレートに今回は
【問題→解決するための思考、ノウハウ】
とわざわざ遠回りしてストレートに行かないかと言いますと…
【心に残りずらい】からです。
19世期末から20世期前半に活躍されたドイツの心理学者エビングハウスさんによりますと…
※以下、Wikipediaを参考にしました。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/ヘルマン・エビングハウス
「記憶した事をどういうスピードで忘れていくか」という事がわかる「エビングハウスの忘却曲線」を学会に発表された方です。
確かにこのグラフを見ると、1時間後には聞いた内容の半分程忘れ、1日目が終わる頃には7割から8割ほど忘れ、6日後にはほぼ完璧に忘れるとの実験結果でした。
この検証から見ますと
【人間は忘れる生物である】と言えます。
ただ平坦にノウハウを学ぶだけだと、上記のような結果に結びつく事が多いようです。
そこで今回は興味惹かれる興味を引くようなインパクトあることわざや格言など「言葉」を交えながらお伝えする事にいたしました。
言葉の力
人間の生きる意味の一つは
【自身の成熟である】と考えます。
その為に、自分で体験していない事、考えた事がない事がある、という事を認識する事がまず第一段階です。
その認識の積み重ねをしていきますと色々な物事には経験が必要と理解できます。
その為には色々経験の場数を踏む、という事が必要なのですが、人の成熟には経験の為の時間が自分の一生をかける程膨大に必要です。
そこで、今回取り上げるのが先人達からの心に残る言葉です。
色々な経験から来る物事に対し、もがき苦しんだ後に得た、血と汗と涙が生んだリアルな感想、思考がことわざや格言といった言葉にギュッと濃縮されており
ものすごいパワーを含んでおり、説得力があります。
今回はそんな言葉の中より、婚活中の皆様へオススメの内容をお伝えしていきたいと思います。
婚活や人生に活かす言葉の数々
合縁奇縁(あいえんきえん)
以下、goo辞書より引用
「不思議なめぐり合わせの縁。人と人とが互いに気心が合うかどうかは、みな因縁という不思議な力によるものであるということ。人と人の結びつきについていうが、特に男女の間柄についていう。」
という言葉が存在します。
2019年の秋から拡散した、中国の武漢発祥の新型コロナウィルスが日本を含めた世界中の社会を閉鎖的にさせ、経済活動を低下させました。
これにより我々一人一人の行動も制限される事となりました。
人が集まる所には行かない…「密をさける」という婚活をされる上では致命的な現状です。
但しこの大変な状況も、なんらかの意味があっての事かと思い、現状を悲観するだけではなく、前向きに考える要素も必要と私は捉えています。
例えば、人に合わない時間は自分に向き合ういい機会だ、と捉えたりする事です。
人の出会いもそう思います。
例えば今、まだパートナーに出会えていないのはなんらかの不思議な見えざる大きな計画(因縁)の下、現状はその結果に繋がる為のプロセスにすぎない、その為の今なのだと…後に訪れる絶好なタイミングの為のスタンバイの時間なのだと。
そう思えば、前向きにどっしりと今の現状に構えられるのではないでしょうか。
幽霊の正体見たり枯れ尾花(ゆうれいのしょうたいみたりかれおばな)
以下、故事ことわざ辞典より引用
「幽霊の正体見たり枯れ尾花とは、恐怖心や疑いの気持ちがあると、何でもないものまで恐ろしいものに見えることのたとえ。また、恐ろしいと思っていたものも、正体を知ると何でもなくなるということのたとえ。」
江戸時代に生きた、横井也有の俳文集『鶉衣』にある「化物の正体見たり枯れ尾花」が変化した句より発生したそうです。
完璧に初めから物事がわかる人はいません。
勝手に自分独自のフィルターにかけ、そんな大した事ではないのに物事が大袈裟になっている、そうでもない事なのに自分の中だけで問題意識を過大にしている…そんな事って思い当たりませんか?
それはもちろん人間関係でも言える事と思います。
一見、ドライで冷たそうな見た目や印象の方でも話してみたら見た目とは違う暖かい側面があるかもしれません。
それは例えば普段は常時厳しめな会社の上司でも、ふとした時に出る優しい眼差しや稀に発する気遣いの言葉からその人の本来の人間性は別にあるのでは・・と気付く事等です。
また、この例に近く、人に当てはめた内容の諺で
「鬼面仏心(きめんぶっしん)」・・・読んで字のごとく、見た目は鬼のように恐ろしいが、心の内は実は仏のように優しい人柄という意味があります。
悪い印象から良い印象に変わる時の人間のギャップが人を魅力的に見せるポイントでです☆
そのギャップを使って魅力的なご自身をアピールする事も有効かもしれませんね。
馬には乗ってみよ人には添うてみよ
「馬のよしあしは乗ってみなければわからず、人柄のよしあしはつきあってみなければわからない。何事も自分で直接経験してみよということ。」
お相手の方と出逢う際、外見が自分の趣味ではない、お互い違う趣味の方で気が合わなそう、等の現時点でのご自身の好みではない方を早急にシャットアウトされる方がいらっしゃいます。
これはチャンスを逃していると思います。
この捉え方は時間の無駄だと仰る方もいるようですが、何がきっかけになるかわかりません。人生が変わる程の思いがけない大事な要素が見つかるかもしれません。
あらゆる物事を判断する際、予測は皆しますが、他の選択肢を選んだ結果を誰も知る事はできません。
得たその時々のチャンスはご自身でつぶす事なく、偏った考えを捨て、吟味する事が必要かと思います。
上記の内容に似た諺で、「人間万事塞翁が馬」があります。
こちらも人間の運命や先の事は予測不可能という事を例えた内容です。
どういった経緯で幸せへの道筋がつながっているのかはわかりませんが
自分の可能性を閉じる事なく信じて生きていけば
想像できないステキな出逢いがあるかもしれません☆
良い花は後から
「なかなか早く咲かない花もありますが、早く咲く花よりも後から咲く花の方が素敵な花を咲かせる」という諺です。
素敵な物事を成就させる為には苦労もある、時間もかかるという事です。
例えば、人との出逢いにおいても、そうそう人との関係は最初から上手くいきません。
中でも恋愛においては、失恋も経験するでしょう。
失恋の際、パートナーと別れた直後はものすごくモチベーションが落ち込みます。
その際、起き上がる方法を間違えないでほしいのですが
「自分は悪くない、相手が自分を一方的に傷つけた」という思考ではただ嫌な事があった、という被害者意識から屈折した別の思考になり、本来学ぶべき事を学べず、ご自身は成長されないでしょう。
ここで大事なのは傷ついたどん底より復活するその時々に学ぶべき事です。
元パートナーと別れた原因を思い出し問題を見直す事はもちろん必要です。
そしてこの状況を知る励ましてくれた周囲の友人や家族への感謝の気持ち等より発見する事は、励ますというあたたかい気持ちを「与えてもらった」事に気づきます。
そこで人を大事にするという基本的な気持ち・・・
人より与えてもらうのみではなく「与える」事への気づきがあります。
その「与える」という気持ちが恋愛のみならず人生において必要な事だと知ります。
このように経験の為の時間はかかりますが
過去から学ぶ事により、人としての花がより綺麗に魅力的に咲くのではないでしょうか。
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記事/音喜多