先人の言葉から紐解く出逢いの成功術

言葉のチカラと人のキモチ

心に響く名言やことわざは、先人たちの「日常で経験した物事から得た教訓」をストレートに伝えたりですとか、人ではなく動物の行動や習性、モノの特徴、地球上の自然の特徴などに例えるような比喩表現をつかう事で我々に印象深く残っている言葉が多い事は皆様も良く知るところかと思います。

そんな言葉がこんなにも重宝がられるのは、「人が経験している真実」だからです。
先人がこの地球に確かに生き、経験してきた真実が我々の心を射止め、心に残り続けるのだと思います。

ではどうして「そんな事は当たり前。もうすでに知ってるから私にはその言葉は必要ない・・・」
といったように流されずに何度も言葉を思い返し、見返し、都度心に留めるのはなぜでしょうか。

人間は若い頃の方が初めての経験をする機会が沢山あります。
その新鮮な経験をした事に対し印象に残る度合いや心の揺さぶられ感の振れ幅が大きい事で印象深く物事は吸収されていきます。

それが我々40代にもなると、「初めて」の事柄が減ります。
一見それは初めての事柄のように見える事案でも、今迄の沢山の細かい経験を無意識に思い出し、その経験をつなぎ合わせたり関連付かせたりすることで成立させている事柄が多いのです。
そんな背景もあり、このよりよい経験の「新鮮さ」を心の奥底で求めているのです。

そして講演会や本などで素晴らしい事を見聞きした経験もたくさんおありかと思います。
確かにその時その時で大切な言葉や物事を認識するのですが、その時は鮮明に心に残った事柄でも数日もすると無意識に忘れてしまうのです。

なぜかというとその時々で人は思考が変わるからです。

人は地球上で生きる為には1つの事をずっと同じ事ばかり考えている方はいません。

毎日の生活の中で考える事は多岐に渡り、良い事ばかりだけではなく生活する上でストレスも当然ながらあります。
ストレスに捉われすぎる事で冷静な判断ができなくなったり、場合によっては正常な思考が失われてしまう事もあります。

さらには他に魅力的な事柄が生じると興味の対象が変わってしまう事もよくある事なのです。
これは自然、当然の事で、良し悪しで述べてる訳ではなく、自分にとって相応しい、必要な情報は常に変わります。
そんな理由からその時々の心境、状況に応じたご自身にとっての必要な言葉も連動して常に変わるのです。

これがその時に相応しい先日の言葉やことわざを見返す事で、心が前向きに、そして初心に立ち返る事ができる理由です。

この事は異性の方との出会いに生きる知識としてだけではなく、ストレス社会に生きる我々にとってより良い自分になる為に、その時々に必要な言葉を吸収する事で本当の理想の自分を取り戻す事にもつながり前向きに生きていける手助けになります。

パートナーをお探しの婚活中の皆様へ・・・
ステキな出会いをものにし、素敵な将来につながるヒントとなる言葉と成功の為のワンポイントを綴らせて頂きたいと思います

言葉は経験ありき・・そして出会いも

アメリカの有名なアニメであるスヌーピーにて本編でスヌーピーが語った・・・
「最上の証言とは経験である」
という言葉があるそうです。

まさにこの言葉の通り、ご自身の経験から裏打ちされた言動が何よりも大事という事・・・
1950年より投稿が開始されたスヌーピーが言う事はさすが説得力がありますね。
スヌーピーの作者であるチャールズ・モンロー・シュルツさんの激動の人生経験がそのまま作品へ投影された言葉との事で、物事は机上の空論ではなく実際に経験する事は何事にも代えがたく、その結果の成否関わらずその物事を生かし、修正し、人生の糧にしていく・・・
そんな人生の真髄を言っている深い言葉だと思います。

実際に経験をする事・・・
大事ですよね。
当然パートナー探しをされていらっしゃる皆様へも同じ事が言えます。
出会いに関しても実際に行動しなければ結果に結び付きません。。。

その行動とは一体、どういった事を心掛ければ良いのでしょうか。

「過ぎたるは猶及ばざるが如し」、「礼も過ぎれば無礼になる」

相手に対し誠実、礼儀正しくいたい、という事は時に行き過ぎると無礼になってしまう例が生活の中であるかと思います。
さらにはその対象へのご機嫌取りと勘ぐられる事もあったりと折角の対応が仇になる事もあります。
結果としてその行動をしていなかったケースと同じように良い事とは言えなくなる事に結び付く・・という事です。

例えば何度もお礼済みの方に対し数度もお礼を品を手にしてお礼にいったりですとか、もうすでに解決済みの過失に対し、もう大丈夫、もういいよ、と言われているのに何度も何度も繰り返し「ごめんね！」「すいません！」等の言葉を毎回毎回会うたびに発しているのを聞くと相手側もうんざりする事でしょう。
冠婚葬祭等において必要な際の予算が決まっている部分のところを必要以上な金額で返したりするとかえって先方に迷惑が掛かってしまう・・のような例ですね。

異性間の出会いにおいてもこの考えは当てはまるかと思います。
出会いに関しての行動として当てはめるとお付き合い前の「相手に対してのアプローチ」から「お付き合い後の生活」まで幅広く、様々なシチュエーションに該当する事項が多くあるかと思います。
何事にもやりすぎは禁物！程ほどの距離感を保つ考えが全体的に必要かと思います。

 

「自分が友達に望んでいる通りに、友達には振る舞わねばならぬ。」

この言葉は、古代ギリシアの哲学者、アリストテレスが語った言葉です。
「相手に対し、自分がされて嫌な事はしない、言わない」
と逆説的に言い換えれる言葉ですね。
こんな事柄は皆、百も承知でもう使い古された言葉の意味とお思いでしょう。

ここであえてお伝えしたいのは「これだけ昔の方が言っている」という事です。
人間は昔も今も大切な事は変わっていないという事です。

人に対しての配慮は時として、欠けてしまう事があります。
自分に余裕がなくなったり、自分の経験不足で無意識にマイナス的な言動が出てしまう事もあるでしょう。
そんな人間の特徴は古代より変わらず、特に異性間のコミュニケーションにおいては、優しさや誠実さが大切という事は不変の真実という事です。

「多くの人が、話上手だから人との関係は得意だと思っている。
対人関係のポイントが聞く力にあることを知らない」

かの経済学者、ピータードラッカーの言葉です。

話を聞く事は相手を理解する事への第一歩であり、良い人間関係を構築する為に必要です。
人と人が連動し生活を行っている現代社会において、人を気遣う、尊重する、協調性が必要なのは言うまでもありません。
自分の意見ばかり言い話を聞かない、自分のやり方、自分の事情ばかり推し量る事で本当の意味で人生が満ち足りている方はどれほどいらっしゃるのでしょうか。

また、話を聞いた内容はご自身の財産になります。
ステキなアウトプットの為には、インプットが必要です。
色んな方とトークをする機会を持てるという事は、ご自信の貴重なインプットのチャンスなのです。
ご自身の至らない点、伸ばすべき良い点など、話を聞きご自身でフィードバックし吸収する事で貴重な糧となります。
そして話をして頂き、良い機会を与えてくれた相手に対し感謝の気持ちが芽生えます。
相手も「話を聞いてくれてうれしい」だけではなく
「私のした話があなたの為になってくれてると思うと尚更うれしい」
と素敵な連鎖が生まれ、人間関係的にもwinwinの素敵な関係となります。
あなたの選択した行動一つ「話を聞く」を選択する事であなたも周りも物事はどんどん良い方向に進みます。

異性の方との話をして頂く際に、男性によく見られる例としては、その場を盛り上げようとして、無理してずっと一方的に話すという事です。
面白い話は全然良いのですが、話に夢中になりすぎて一本調子ではいけません。
お相手の事を知る為にも「話を聞く事」も忘れずに。
お話を聞きお相手の事がわかってくるにつれ、自然で無理ないトークができてくるはずです。
「嘘つかず、無理せず、飾らない」やり取りをして頂く事が成功への秘訣です。

「自分の弱点をさらけ出さずに人から利益を受けられない。」

夏目漱石の言葉です。
人生において困難に直面する度、自分を見つめ直す機会が訪れる事と思います。
その際は逃げずに課題に立ち向かう事が前進するポイントなのですがなかなか困難ですよね。
人は完璧な人間は誰一人いません。
至らない弱点部分は誰にでもあります。
そしてそんな自分の弱点を他の人に明かす事は勇気がいる事です。

そんな自信に向き合う事の大変さ、大切さを皆知っている訳ですから
ご自身の事を腹を割って正直に語れる方は相手に「信頼がおける」方と映るはずです。

虚勢を張った関係は男女間に禁物です。
気になったお相手の場合だと更に、あなた自信もそのように打ち明けてもらいたいと思うはずです。
相手に心を開いてもらいたいと思うのでしたら、ご自身から心を開いてください。
「嘘つかず、無理せず、飾らない」やり取りをして頂く事が成功への秘訣です。

まとめ

先人が残した言葉を定期的に見返し、考察していく事で、我々は自分を見つめ直す貴重な経験ができます。
この人生を生きていく上で忘れていた大切な事を思い出す事ができ、勇気をくれる言葉の数々があなたの出会いへの手助け、よりよい人生への道しるべとなるでしょう。
これを機に、あなたの心に響く素敵な言葉を探してみてはいかがでしょうか？
記事:音喜多

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