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  • 近年、婚活市場が非常に活発の世代【50代】の婚活記事をご紹介いたします。

婚活している50代男性の実情とは

今回は50代の男性でこれから婚活を始める人、婚活しなければいけないと危機感を持っている人、どうしようか悩んでいる人、気にはなっている人への情報です。

目次

1. 50代の婚活事情

昨今の日本では晩婚化に歯止めが効かず、年々独身者(結婚しない・できない)は増加しています。

いまの50代は第一次ベビーブーム(団塊の世代)と第二次ベビーブームの間の世代です。人口分布で見るととてもボリュームの多い世代であると言えます。

筆者の世代のすこし上の世代になるのですが、この世代の特徴は20代から30代前半にバブルを経験しているところにあります。血気盛んで消費や遊びにも旺盛だった世代がバブルに乗り、日本は世界を見下ろして経済をリードさせてきた時代でした。

経済的には昨今とは全く違う感覚をもっており、上質なものにお金をかけて、良いサービスやグレードの高いものを好む世代でもあります。こだわりも強く、結婚に対しても積極的な世代です。

現在は中流の貧困化とか日本の貧困化などと揶揄される時代に入ってきたました。若い人や30代の人でも、男性側が収入の事を気にして結婚に踏み出せない、あるいは家族に自分のお金を使うくらいなら結婚しないで自由気ままに生きたいと思う人も多いです。

一方で、今の50代はそのような感覚を持ち合わせておらず、どちらかというと結婚式も新婚旅行も盛大にするし、結婚生活における経済的な危機感は今のような深刻なものではありませんでした。

現在、初婚年齢の平均も徐々に上がっており、過去の統計から2018年度では男性は31-32歳女性は29-30歳と予測しています。結婚相手との年の差は徐々に狭まっており平均すると1.5歳差(男性が年上)が現在の平均といえるでしょう。

では50代男性の結婚相手として理想的な女性の年齢層は何歳なのでしょうか?全国平均に合わせると例えば55歳の男性であれば53.5歳の女性が平均的であると言えますが、55歳の男性がこれを目にするとおそらく、ギョッとするでしょう。なぜなら55歳の男性のほとんどは「できれば49歳までの女性を…」というのです。しかも当然のように。需給バランスが崩れているわけです。

統計的に見た結婚できる確率はどうなっているでしょう?
婚活業界では、40代男女で1%かそれ以下、50代では0.5%以下(国勢調査では生涯独身のカテゴリ)とされています。多くの同業者と話をしてきましたが、これはあながち間違えた数字ではないというのが筆者の印象です。

次に、国の機関が発表する生涯未婚率はどうでしょう?
2015年のデータで、50歳になった時点で一度も結婚歴がない男性の割合は23%(女性:14%)です。2018年の数字を推測すると、25%以上になっているのは間違いないといえるでしょう。なんと4人に1人が、50歳まで一度も結婚していないのです。

50歳の結婚確率が0.5%と考えた場合、日本の男性は4人に3人しか結婚をしない、概ね25%は一生独身であると言えます。女性の場合は少し状況が良く、15%が一度も結婚しない割合であると考えます。

このようなデータを見ると、日本の社会は構造的に大きく変化をしていますし、生涯独身の人はもはや「変わった人」ではなく15-25%いる「普通の人」になっているといえるでしょう。
下記は内閣府が発表した2016年のデータです。

「自分が将来結婚したほうが良い」と思うか?(男性独身30代の回答)
・結婚したほうが良い   14.3%
・出来ればしたほうが良い 50.2%
・無理してしなくても良い 29.0%
・しなくて良い      6.1%

このように、未婚の率が増えて結婚が難しい世の中なのに、多くの男性は「しなくて良い」とは思っていないわけなのです。このアンケート結果をどのように解釈するか次第ですが、結婚情報サービスの仕事を20年以上続けてきた筆者の経験では、「良い人と巡り会ってできれば結婚したい」90%だと予測します。

したがって、大多数の人は結婚に興味があるのです。しかし現実は違い結婚のチャンスを逃している。あるいはチャンスを探していない。探しているがつかめていない。また、自分の希望に即した行動がそもそもできていない。と言えます。結婚したいけど出来ていない、というのが現状といえます。

2. なぜ50代男性が結婚できないか

ではなぜ結婚を概ね望んでいてもできていないのでしょうか?人それぞれ理由が違いますが、主に下記の5つに分類できます。

①お付き合いした女性もいたし、結婚も考えたが、相手の事情、自分の事情、タイミングなどを逃した
②好きな女性や「結婚しても良いかも」と思う女性が過去にはいたが、結婚に至るまでは進展しなかった
③長く女性と付き合った経験が少なかった。そして結婚に至るような付き合いにならなかった
④女性とのおつきあいの経験がとても少なく、結婚をイメージする状態にまで至ったことが無い
⑤女性とのおつきあいの経験がない。結婚を考えたこともない

これら5つに分類したとき、上位のケースでは結婚にかなり近づいたのかもしれません。そして下位のケースでは結婚にはやはり遠かったと言えます。

上位のケースの男性の場合、「なぜ結婚に至ることができなかったか」について自分自身が問題を抱えているとみるべきでしょう。なんせたくさんお付き合いをしてきた経験があるのに結婚できなかったわけですから。

たとえばどんな問題があったのでしょうか。①のケースで考えられる問題の一番は性格・収入面でしょう。結婚に向いていない性格であったと言えます。これは女性から見て結婚相手として見られない性格であったか、自身が結婚を拒む性格であったかです。

今回は結婚をしてみたいと思っている男性を基準に述べますので、結婚相手として見てもらえない性格の自分であったという事です。収入面というのは、実際の収入(年収など)と収入を得られるとは思えない働きぶりであるという事です。

ただし、モデル並みの容姿であったり、正確に問題があっても極端に収入が高かったりしている場合は結婚できるケースが高いです。どちらにしてもマイナス面を補う大きく秀でたプラスはなかったと言えます。収入面と合わせて職業も重要です。医師や弁護士であれば多少性格が悪くても結婚できていた確率は高かったでしょう。あとモテるけど相手への理想が高くて結婚に踏み切るに至らなかったという事も考えられます。

続いて、②や③のケースはどうだったのでしょう。こちらの場合も①のケースに似ているのですが。
普通にモテてた、あるいは女性経験もそこそこあった。なのに結婚できなかった。同じように性格か収入(働きぶり)に欠点があったと言えます。

筆者の顧客にもたくさんいるのですが、収入はそこそこある、しかし潔癖症だったり、コミュニケーション能力に乏しかったり、はたまた理想が高すぎで結婚相手として見れなかったなどにより結婚を逃すことは非常に多いケースです。

自分に大きな欠点があるのが理由であれば、ある程度は理解できると思います。ここで問題なのは、さほど欠点なく全体的にまとまりある男性だったとして、相手の女性を結婚相手として見ることができない。あるいは、自分にはもっと理想に近い女性がいるのではないか?と思い結婚に至らない場合です。

女性に求めるものが「容姿」「年齢」「性格」「価値観」「趣味」・・・といろいろ考えていくうちに自分の彼女を減点していき、結婚の合格ラインに至っていないと考えてしまうケースです。

もちろん、容姿が良くて優秀で性格が良くて収入も高い男性であれば相手のスペックも気になるところかもしれません。もちろん、更に自分の理想とする女性に乗り換えて、結婚して満足がいく人生をおくるかもしれません。

しかし、このように上手に女性を渡り歩くのは至難の業で、こんな器用なことができるような行動力と能力を備えているのであれば、すでに幸せな結婚生活をおくっていることでしょう。これはとても難しいことです。

④⑤のケースを見てみましょう。このケースの男性も実はとても多いです。ほんとは人生の多様性を尊重し結婚にこだわらない文化や考えをすでにもっている20代30代の男性であればなおさらです。しかし50代の男性であれば、ほとんどの場合このような情状酌量を受けることはできません。

容姿、収入、コミュ力、性格のどれかが、あるいは複数が婚活市場で求められる水準にない状況にあると言えます。残念ながら厳しい現実社会では、夢や希望だけで理想の結婚相手を手に入れることはできません。万にひとつか、映画やドラマの一部でしかこのような奇跡はおきないのです。

しかし、「俺は見た目が悪いから結婚は無理」と考える必要は全くありません。もしかすると①②に比べると修正しやすいとも言えます。⑤のケースでもあきらめる必要はまったくありません。要領を押さえて自分を変えれば、おそらくは幸せな結婚生活を手に入れることができるでしょう。

これら様々な理由により結婚できなかったわけなのですが、共通して言えることがあります。それは自分が成し遂げたいことに対して的確に対処することを怠り、結婚に到達するために「しなければいけない事をしなかった」ということです。

自分自身での努力が足りなかったのも事実なのですが、友人からの的確なアドバイスがなかったり、そうだんする友達がいなかったり、そうだんする相手がわるかったりしていることも原因です。そのようなケースではプロの婚活アドバイザーにアドバイスを受け、コンサルティングするべきであったでしょう。

3、どのようにセルフコンサルティングするか

ではどのように自分の欠点をカバーし、長所を引き出すか?です。50代の男性であれば自分自身のことはある程度分かっている。と思いがちですが、実際は客観的に自分自身を見れていない場合がほとんどです。

女性の立場になって、自分を客観的にみるのです。女性の事をある程度知っている上記の①②の方であればある程度は近づけるかもしれません。しかし③以下の方であればほぼ無理でしょう。

具体的にどう自分を女性の視点で客観的にみるのか?それは恋愛経験でしか獲得できないと考えるべきでしょう。書物やインターネットの情報だけで全体を把握することは遠回りで、恋愛は実践がとても重要なのです。

この「恋愛キャリア」を積むのに最も適した行動は

① ナンパ
② 合コン
③ 婚活パーティー
④ 結婚情報サービス(コンサルティング付きのもの)

50代の男性ができることは、③あるいは④だと思います。

4. 女性はあなたのここをみている

ここでは要素別に女性が何を見ているかを考えてみましょう

① 容姿
容姿は第一印象に大きく影響し、女性は最初に見た目を見ます。

イケメンなのか?そうじゃないのか?当然イケメンは有利ですが、そうじゃなくても問題はありません。あくまで要素の一つであるだけです。また清潔感やファッションセンスなども女性はかなりシビアに男性を見ています。

② 雰囲気
すこし①とも被るのですが、なんか親近感がわくとか、なんか魅力がある…という雰囲気です。

具体的にはたとえば「過去に付き合った人と似ている」「尊敬する上司に似ている」「父に似ている」などから派生してこのような感情が生まれていると考えられます。

③ 性格
実際に食事やデートなどを共にして、「やさしい」「思いやりがある」などの感情を持ってもらえれば性格はクリアです。

④ 価値観・相性
これはかなり漠然としたものですし、運の要素がある程度入ってきます。しかし勘違いしてはいけないのは、価値観や相性は女性の主観ですぐに変化します。本当は違うかもしれないのに「相性が合う」と思ってしまうのが女性です。

⑤ 収入・仕事ぶり
ステイタスの高い職業や有名企業に勤めていると有利です。また聞いたことが無い会社に勤めていたり、投資家、実業家であっても財力を行動で示し女性の気を引くことができます。

あまりにも怠け者であったりすると、仕事ぶりを想像されてマイナス評価を受けることもあります。

⑥ その他の減点要素となる事柄
ギャンブル、お酒、たばこ、女癖、変態、体力がない、病気がち、自頭が悪い、金銭管理、借金、犯罪歴、変な趣味・・・これらはどれもマイナス要素です。減点要素は、なるべく減らさないと結婚から遠ざかります。

5. 50代男性の具体的な婚活方法

①婚活パーティー

婚活パーティーはもっとも気軽で50代男性でも取り組みやすい婚活です。ただし、30代40代への婚活パーティーがもっとも多いので、50代男性が参加できるパーティーは腐るほどあるわけではありません。

東京都内にお住まいであれば、50代男性が一週間に参加できるパーティーは10-20本あるでしょう。地方都市でも週に1本は対象のパーティーがあります。まずはこれらの婚活パーティーに何度も行ってみることが良いと思います。

婚活パーティーではたくさんの女性と知り合い、たくさんのコミュニケーションをとって相手を知り、そして同時に自分を知りましょう、自分は女性からどのように見えているのだろうか?検証して客観的な視点を持てる自分になると結婚に近づくはずです。

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②結婚情報サービス

結婚情報サービスの場合は、コンサルティング付きのものを選びアドバイザーから直接あなたのコンサルティングをしてもらい、何が問題点で、何が長所か、改善点と改善する具体的な方法を聞くことが出来ます。

お金はかかりますが、正しく客観的な視点で問題点や長所を判断してくれるのでとても良いと思います。アドバイスがついていないものは、たくさんの方とお見合いができても結婚に近づいていないケースも多々見受けられます。重要なことは客観的な視点と改善策とその実行です。

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記事執筆 : 高橋

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