SNSで出会える?結婚できる?SNS婚活の注意点とは
ネット社会の昨今、SNS時代ともいわれ、様々な情報収集をSNSで行うことが当たり前の時代、婚活もSNSで出会ってから結婚するカップルも増えてきているようです。また、現在COVID-19(新型コロナウイルス感染症)の感染拡大防止のため、不要不急の外出は控えるため外での出会いが期待できない今、全国的に出会いの場がオンラインへ移行しています。
この記事では結婚の相手を探す手段としての「SNSでの婚活」に焦点をあてSNSで出会いはあるのか?婚活は適しているのか?SNSで婚活する際の注意点などもあわせてご紹介いたします。※今回は婚活を前提にしたマッチングアプリを除いたSNSを対象としております。
目次
SNSで出会ったことがある人の割合は?
SNSを使ったことがないという方は「スマホなんて依存するから使わない」、「そもそも携帯は持ちなくない」という方を除いて皆さんも知らず知らずのうちにLINEをはじめ利用しているはず。そこで今回は下記のデータを引用して確認してみましょう。
—-
パートナーエージェント(https://www.p-a.jp)が、
男女2,400人(20~29歳、40~49歳の独身が対象)に対して「SNSでの出会い」に関するアンケート調査を実施し、まずは「SNSを使っているか」という質問に対して、20~29歳は93.5%とほぼ9割以上が、40~49歳の40代は47.5%と約半数が使用されている結果が出ました。
現在使っているSNSは「LINE」が最多で、「SNSを使っている」と答えた20代の92.6%、40代の79.5%が使っているという結果になりました。2位は「Twitter」で20代が73.6%、40代は57.1%でした。
SNSでの恋活・婚活用途での利用は●人に1人!?
まずSNSの利用目的として最も多かったのは「情報の収集」(20代:72.1%、40代:61.1%)、続いて「友人・知人・家族との連絡や交流」(20代:61.4%、40代:59.2%)でした。
順位こそ高くないものの、「友人・人脈づくり」(20代:19.2%、40代:10.6%)や「恋愛を目的とした出会い探し」(20代:4.1%、40代:2.7%)といった回答も見られました。20代の5人に1人は友人や人脈をつくるためにSNSを利用しているようです。
SNSの利用目的で最も多かった「情報の収集」や「友人・知人・家族との連絡や交流」に次いで「暇つぶし」、「情報発信」がメインの目的に上がるSNSですが、それら本来のSNS利用の目的に次いで、20代の約5人に1人は「友人・人脈づくり」や「恋愛を目的とした出会い探し」をするという回答が見受けられ、同性・異性との出会い目的の利用は決して少なくないことがうかがえました。
(当項引用元:PR TIMES~SNSで出会う時代?「SNSでつながった知らない人と実際に会ったことがある」20代36.3%~)
今やリアルな出会いや合コンなどに比べ、SNSやアプリを通して出会うことが日常となっているため実際、筆者の周りでも結婚された方も複数います。今後もイマドキな出会い方としてこの数は増加してくことでしょう。
出会えるSNSは?
さて、上記の調査結果は2019年調べのため、この数値の割合はさらに増えています。
では、SNSそれぞれの特性と出会うのに向いているのか?というのを検証していきましょう。
LINE
今や連絡ツールとして欠かせない「LINE」、最近ではオープンチャット機能が追加され、ID非公開でグループを組み、つながることができたり、LINE内にある「タイムライン機能」を全体公開に設定し、ハッシュタグを使って公開することで、新しい人とつながれる可能性が広がります。
しかし婚活など出逢いなどを目的とした投稿は利用規約違反となるため、LINEは向いていないといえるでしょう。
気軽につぶやいたりリアルタイムに投稿できる「Twitter」、投稿も手軽で、気楽にコミュニケーションを取れるSNSとして人気です。「いいね」やリプライを送ることで、自分と趣味が合う人と繋がれるのが特徴で、オフ会も定期的に開催されているようです。趣味活動などのオフ会を開いて趣味の共通点から、意気投合しやすいですが異性・同性問わずというところでしょう。中には、オフ会で気が合ってお付き合いに至った投稿も見られますが、気軽に繋がれる反面、出会い目的ではない人が多いのが特徴です。
Instagramでステキに見える・映える=インスタ映えな写真をアップして情報を発信したり、または情報収集をするためにSNSを利用する用途だけではなく、最近はSNSで個人的にメッセージをやり取りできるDM(ダイレクトメッセージ)の機能などを利用して個人的にやりとりに使う人方も増えています。
おしゃれな写真を投稿して世界中のユーザーに共有し見てもらうInstagramの特性上、趣味や感性の近い人をフォローして、実際お付き合いに至ったという事例も実際たくさんあります。今、最も人気があるSNSと言っても過言ではないでしょう。投稿画像を見れば、その方の感性、趣味がわかり、フィーリングや感性が合う人と繋がりやすいのが特徴です。
投稿を見た異性からコメントがあり、その後DMで連絡を取り合うというのがInstagramでの出会うきっかけになるそうです。ですが、マッチングアプリではありませんので、出逢い前提で行うことはお相手の迷惑行為にもなりかねませんのでご注意ください。
Facebookは学生時代の同級生や地元の友人、過去の知人とつながるため連絡手段として使われる方が多くことが多くネット婚活のような出会いを用途で利用するには不向きといえるでしょう。ですが、まれに過去の友人と再開しお誕生日にお祝いしたりしたことがきっかけでお付き合いに発展するというケースもあるそうです。(同窓会で久しぶりに会ったら、意気投合して恋に発展する・・・というようなケースに近いと思います。)
番外編
・TikTok(ティックトック)
音楽に合わせた動画を簡単に作成し投稿できるユーザーが20代前後を中心とした若い方が中心に人気のアプリです。当然出逢いを目的として作られていませんのでTikTokは年齢確認がないため、18歳未満でも利用できるアプリなので、未成年と出会ってしまうリスクがあるため、場合によっては未成年と出会ったことを理由に脅迫されたり逮捕されたりする可能性もあるため、TikTokを出会い目的に使用することは犯罪につながりますので、あくまでも動画コンテンツとして楽しみましょう。
SNS婚活のメリットとデメリット
SNSは手軽さもある反面、リスクもあります。それではそんなSNSでの婚活のメリットとデメリットとは何があるかみていきましょう。
SNSで出会うメリットは?
メリット1:どこでも簡単につながれる
街コンや合コン、婚活パーティーに参加すると、近辺に住んでいる人が参加していることが多いですよね。しかし、SNSは遠方の人とすぐにつながれるのが魅力の一つ。普段出逢う機会のない方と知り合うことができるたり、国内だけでなく、国外の人とも繋がることができるので、グローバルな出会いも実現できます。しかも家でも簡単に利用できる手軽さが一番のメリットですね。
メリット2:たくさんの人と出会える
場所や時間など気にせずネット環境があれば通勤時間、家でもSNSを通じ知り合えるのがSNSのメリットです。しかも人数制限なども当然ないので、つながる人数に上限がありません。
メリット3:気が合う人とつながれる
SNSは趣味や共通の話題で語り合える交流の場。SNSで出会いを見つける一番大きいメリットは、あらかじめ相手の情報を知ることができるため、フィーリングが合う人を見つけやすいことです。コミュニティ内で話が盛り上がり、オフ会に至って参加したり、意気投合した相手と会ったりなど、自然と距離が縮めることもできやすいのです。もちろん男女の出会い限ったことではなく同性の趣味友・友人形成も最近は増加しているそうです。
メリット4:マッチングアプリより気軽に使える
マッチングアプリは恋活・婚活に特化した機能を備えたコミュニケーションツールです。そのため出会いやすさや当然比べるまでもありません。現在利用者数は3人に1人は利用したことがあるというくらい普及しています。ですが、どうしても抵抗がある方がいるのも事実です。そんな方にはハードルが下がるようです。
SNSで出会うデメリットとは?
当然メリットばかりではありません。
デメリット1:顔はプロフィールアイコンや画像と違う人?
外見・顔重視の面食い様方は、注意したいポイントですね(笑)
老けていると思ったら画像がかなり前のものを使用していた、体型が想像とち違った!、「会ってみたら写真とは全く違った!」というケースはあるようです。
デメリット2:嘘や隠し事もある
SNSで得られる情報には聞かない限りわからないことだらけ。怖い話ですが隠そうと思えば隠せてしまいます。実は恋人持ちだった、既婚者だった、借金持ちだった。。。などよくある話です。
できるだけ親密になる前にやり取りしながら知っておきたい情報は早めにしっかり聞き出しておきましょう。
デメリット3:性格がわからない
直接のやり取りではないと、実際に会ったときち印象が違うと感じることもあるかもしれません。文字では優しい方だったのに、実際は粗暴だったり、明るい方だと思ったら、会ったら話が弾まなかったりなども想像と違うということもあるかもしれません。
デメリット4:悪用に注意!
気を付けるべき点でよくあるのは自撮り画像の悪用です。ネット上のみで親密になって自撮りを相手に送ったら悪用されていたというケースもあります。保存されたり、インターネット上にアップされてしまうと情報はずっと残ってしまいます。自分の情報を上げることになるので、本当に信頼ができるかを今一度確認してみましょう。
SNSでの出会いで注意すべき点とは
丁寧なやり取りが◎
ネットでのコミュニケーションは顔が見ない分、文字のコミュニケーションになります。そのため書き方や表現によっては相手からの印象の捉え方が変わり、印象の良し悪しが決まります。親密になるまでは礼儀正しく、丁寧にやりとりすることが基本です。
個人情報はむやみに教えない
個人情報を容易に相手に教えない、ということです。マッチングサイト然り、SNS然り(実際の)顔が見えないネット上にいい人だけでなく悪い人間だっています。いい人そうだからと本名や連絡先、細かい住所などの重要な個人情報を教えてしまうと、悪用されるリスクもあります。実際に会って信用性を見極めるまでは、個人情報は安易に教えないようにしましょう。もし個人的に連絡を取り合って何かおかしいな・・・と思えばLINEだけならブロックできますが、家の住所まで教えたら・・・怖いですよね。
相手を見極めて
親しくなる前は、デートプランは綿密に立てて慎重に行動しましょう。特に女性は自分の身を守るために最初のデートからいきなり個室でお酒を飲んだり、密室に2人きりになったりすることは控えましょう。
また、ついていったら会場に連れられてセミナーに参加させられたり、なにかの高額商品をすすめられたりしたり、怪しいと思ったら、流れにのらずにその気がないことを伝えるなどして断りましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。このようにSNSは無料で利用でき、かつ家で手軽にでき、そして気軽につながることができる反面、婚活のコンテンツとしてメインで利用するには少々不向きがあります。
有料ではあるが出逢いを前提にしているマッチングアプリ、リアルな場の婚活パーティー「ホワイトキー」や街コン※(※追記:、現在COVID-19(新型コロナウイルス感染症)の感染拡大防止のため、今は婚活イベントを自粛していたり、Zoomなどを使用したオンライン婚活が急速に普及したり、または開催していても密閉空間、密集場所、密接場面の3密を避けてソーシャルディスタンスの徹底、除菌・喚起を厳守して開催するなど徹底している会社もあるそうです。)などの出逢いコンテンツを利用することがなどご自身にあった婚活方法を選ぶことが、気の合う異性に出会える近道となるでしょう。
担当:櫻井