コロナがもたらす婚活の変化、そして今後・・・

2019 年末に確認された新型コロナウイルス。その影響は世界規模となってしまいました。日本にもその波は押し寄せ、多くの企業が休業するしかない状態に追い込まれ、また、少なくない人数が休職、解雇、失業という事態にまで発展。緊急事態宣言に伴い、不要不急の外出の自粛を行うこととなり、気軽に外出することが出来ない日も長く続きました。こういった状況の中で、婚活を頑張っていた人の多くが、その活動を休止せざるをえない状況へ。現在ではコロナによる影響もある程度落ち着きを見せてきていますが、これからコロナとは共存していかなければいけないということを、多くのメディアが報じています。婚活を頑張っていた人や、これから婚活をはじめようと考えていた方はどのような選択をすることになるのか。また、婚活業界がどのように変化していくのかを考えていきましょう。

コロナ流行がもたらす婚活業界の変化

まずは【コロナ】という部分に焦点を当てて、婚活業界の変化を考えていきたいと思います。新型コロナウイルス流行以前の婚活、コロナ流行中の婚活がどのようなものだったのか。そして、これからの婚活がどのようになっていくのでしょうか?

コロナ流行以前の婚活

コロナが流行する2019年の年末まで、様々な変化やシステム化、多様化を繰り返しながらも広く認知されてきた婚活。結婚相談所を筆頭に、街コンや婚活パーティー、マッチングアプリなど、婚活方法もその人の好みや特性に合わせて選択できるようになりました。婚活パーティーひとつとっても、そのタイプは様々で、非常にたくさんの種類が登場。現在では「婚活」として幅広い年齢層の人々に認知され、とても大きな規模となっています。また、より手軽に、より身近に感じられるようになったキッカケがマッチングアプリの登場です。マッチングアプリが登場したことで、20代の人たちなどを中心に急速な広がりを見せました。

コロナ流行中の婚活

2019年の年末から2020年5月にかけて、コロナウイルスが世界的に蔓延。大規模な感染拡大により、外出の自粛などを行わなければいけない事態になりました。これにより、今まで婚活パーティーに参加したり、結婚相談所などによるお見合いのセッティングができなくなるなどして、婚活を行っている人たちはその活動を中断、あるいは休止するしかないこととなります。マッチングアプリなどを活用していた人たちも、より親密になりたいと考えても、実際に会うという選択ができない状態になっていきます。この状態を打開するべく各企業が全面的に打ち出したサービスがオンラインで婚活ができるサービスです。実際に会うことができないという状況であっても、コロナ流行中での不安な気持ちを共有できたり、自粛の影響でテレワークなどを行っている人などが気軽に参加できるなど、現在の状況に合ったものとして、婚活活動中だった人たちの人気を獲得していくことになります。6月に入ると、休業要請が解除となり、婚活パーティーイベントや結婚相談所などの、実際に会って出逢いを楽しむという今までのイベントが再開となりますが、コロナウイルスの影響はまだまだ色濃く残っており、今まで安心して参加していた人も、コロナ感染を恐れて参加しづらくなってしまっています。各企業は「安心」というキーワードを徹底し、参加最大人数を抑える、イベント終了後には消毒をしっかりするなどの対策を進めながらイベントを行っていますが、以前に比べ、大きな規模のイベントは開催されない状態となっています。

コロナ流行後の婚活

2020年7月以降、様々な予測が行われていますが、いまだ日本では第2波、第3波がやってくるのではないかとささやかれています。今後の婚活というものがどのような変化を遂げていくのかはわかりません。しかし、現在オンラインの婚活というスタイルが定着しつつあり、もしかすると、こちらがメインとなってくる可能性もあります。通常のパーティーイベントなども、完全になくなるということはなく、今まで以上に、婚活を行う人の選べる選択肢が増えることは間違いないでしょう。コロナウイルスとうまく付き合っていかなくてはいけないという中で、婚活を行う人の感覚や価値観などがさらに多様化し、それにあわせてより多くのサービスが提供されていくことになりそうです。

人気急上昇中のオンライン婚活とは

それでは、このような状況の中で人気が急上昇してきているオンライン婚活とはどのようなものなのかをご紹介します。

オンライン婚活とはどのようなもの?

コロナの流行をきっかけとして登場、急速に認知が広がり、メディアなども注目しているオンライン婚活は、アプリや専用のツールを使い、パソコンやスマートフォンから場所を問わずサービスにアクセス、婚活できるということが最大の特徴です。自宅にいながら気軽に参加できるということもあり、若い年齢層の人を中心に利用されています。Zoomなどのアプリをダウンロードするだけでイベントに参加できたり、専用のシステムにログインするだけといった、複雑な操作を行わなくても良いようになっていることもうれしいですよね。

オンライン婚活のメリット

・場所を選ばないため、負担が少ない
まず、結婚相談所等がお見合いのセッティングを行う場合、お見合いの場所としてよく使われるホテルのラウンジやレストラン。よく男性の人のほうが費用を負担したりしますが、お見合い相手の女性が飲み物を飲み終わった時などに、お代わりをどうしようかと、なにかと気にする男性もいらっしゃるのではないでしょうか。しかし、オンラインお見合いではこのような飲食費用などに関する不安は一切考えなくても大丈夫になります。また、婚活パーティーなどでは、実際に予約した会場や店舗に行かなければいけないという負担や、移動費なども抑えられることになりますので、このような面を見ると、オンライン婚活のメリットはとても大きいと言えるでしょう。

・画面越しでの会話となるため、緊張しない
実際のお見合い日の前に、お相手のプロフィールなどを確認して、実際にはどのような人か、何を話そうかといったことをたくさん考えますよね。婚活パーティーなどでは、どんな人が来るんだろう、同性にはどんな人がいて、じぶんは選ばれるのだろうか。いろんなことが不安になるでしょう。そして当日を迎え、緊張のあまり話したいことも忘れてしまった。また、終了時間より早く終了しそうだけど、お相手の情報が出てこず何を話そう。ただ相手の話を聞いていただけで、自分のことが何も話せていない。その逆。そのような苦い思いされた人はたくさんいらっしゃると思います。しかし、オンラインでのお見合いやイベントでは、画面に映るのは上半身だけ。さらに言うと、その場には自分しかおらず、相手はあくまで画面越しにいるという状況となります。つまり、画面に映らない場所、例えば、机に何を話そうかなどを書いたメモを置いてお話する事ができたり、カメラの配置によっては相手と直接目が合わないため、緊張を抑えられたりします。緊張でパニックになる男性でもオンラインでお見合いやイベントに参加することで、にリラックスして会話していただけることは間違いありません。

・出会いのチャンスが広がる
いままで、いいなと思う人がいても遠方だからという理由でお見合いできなかったり、遠距離恋愛でもいいからいい人と出会いたいと思ったことはありませんか?オンライン婚活では自分で移動することなくすぐにオンラインで相手とつながることができるため、出会いの幅がとても広がります。大阪に住んできいる人が東京に住んでいる人と話せたり、知り合ったり、お見合いすることがとても気軽にできるようになりました。オンライン婚活から意外な出会いが良いご縁に繋がる可能性が広がっています。

オンライン婚活のデメリット

では、オンライン婚活のデメリットですが、3つほどご紹介していきたいと思います。

・最大のデメリット
オンライン婚活の最大のデメリットは、通信状態。何かしらの影響で通信状態が悪くなったりすると、最悪の場合はイベントに参加できなかったり、途中から全く相手の映像が見れなくなった。音声が全く聞こえないなどの不具合が出ます。しかし、イベントやお見合いの多くは、通信の状態が悪かったために話せなかったり、参加できなかったりした場合でも、その保証や返金対応等を行っていないところが大多数です。つまり、オンライン婚活を行う場合は、自分でしっかりとした通信環境を整えるしかないのです。

・場所の選択や照明による効果
オンライン婚活では、使用するパソコンが置いてある場所、あるいはスマートフォンを使用する場合に、どこでイベントやお見合いを行うかといった場所選びがとても重要です。部屋が散らかっていたり、映り込む壁などが汚れていたりすると、相手に悪い印象を与えてしまうことになりかねません。また、照明等の配置や、光量も考えなければいけません。明るすぎると白飛びして顔がしっかりと映らなかったり、暗すぎると雰囲気まで暗くなってしまいます。カメラの角度も同様です。場所を選ばずに、とは言うものの、やはり相手に好印象を与えるためには、ある程度画面に映るものには気を使うという部分があります。

パーティーイベントやマッチングアプリ等の状況

オンライン婚活以外では、現在どのような状況となっているのでしょうか。婚活パーティー、マッチングアプリ、SNSを利用した場合などの状況をまとめてみました。

婚活パーティー

現在、緊急事態宣言が解除され、休業要請が解除されたところでは、どんどん婚活パーティーが開催されています。しかし、その規模は以前と比べて小規模なものとなっています。密にならないように距離を話したり、飛沫防止のパネルの設置、人数制限などが行われており、多くの人と出逢うという以前のような大規模なものは行われていません。しかし、全てがマイナスに転じてしまったかというとそうではなく、人数が少なくなったことによる会話時間の増加。そして、誰かと一緒にいたいという気持ちが高まってきていることによるカップル率の上昇があります。また、徐々に参加人数も上昇傾向にあるようで、より真剣な出会いが期待できそうです。

マッチングアプリ

マッチングアプリは緊急事態宣言の外出自粛中にダウンロード数が大幅に伸びたと言われています。オンライン婚活よりも手軽に出会えるということで、利用者数も拡大したようです。提供会社では、通常のチャットでのやりとりだけではなくビデオチャットなどの様々なサービスの提供をこのタイミングでスタートさせています。オンライン婚活同様、不特定多数の人と会うということに抵抗がある人には好評で、若者を中心としてまだまだその利用者数は増加するだろうと言われています。

これから婚活を始める方・再開する方へ

現在多くの方が不安を抱え、毎日を過ごしていらっしゃるかと思います。婚活をこれから始めようとする人、再開しようとする人への、私なりのアドバイスです。正直なところ、上記でも述べたように、これからコロナウイルスというものがどのようことになっていくのかは不明です。しかし、これを機に、婚活をする人の選択肢はより多くなり、逆にいうと、どれが自分に合っているのか、どれが一番いいのか、などの選択が難しくなったとも言えます。婚活パーティーは極端に大人数ではないけれど、不特定多数の初めて合う人と実際に会うことに不安を感じてしまう。あるいは、いずれ実際に会う事になるのだから、婚活パーティーに参加したほうが効率がいいし、対策もしてあるだろうからそこまで気にならない。移動時間や費用が抑えられて、自宅にいながらでも気軽に、安心してできるオンライン婚活は良いサービスだからどんどん利用しよう。ただ、通信状態によって、最悪参加できなかったり、相手と話せなかったりするのが怖い。マッチングアプリは気軽だしちょっとした空き時間でも恋人探しや婚活ができるから便利!でもそもそも、登録している情報自体が当てにならないし、乗っている写真も加工されているものが多くてちょっと・・・などなど。どのようなサービスを利用するとしても、このコロナというものに対する意識が強く働くことでしょう。コロナウイルスに対する意識に関して、全く気にしていない場合もあれば、毎日不安でしょうがないという方もいます。男性や女性が相手に求める根本の条件は変わらなくても、コロナウイルスに対する意識の違いがあった場合はお付き合いなどはうまくいかないでしょうし、お付き合いできたとしても喧嘩が絶えない、という事態にもなりかねません。また、感染力が非常に強いこのウイルス、職場でクラスターなどが起きた場合は休業に追い込まれたりするなどして収入が激減するかもしれません。よって、婚活を進める中で、今までは職業のみに焦点が当てられがちでしたが、さらに一歩踏み込んだ、事務所勤務か、テレワークかといった深い部分まで掘り下げていくことになります。これから婚活を始める人、再開を考えている人は、自分がどんな人と結婚したいかということをもう一度考え、これに合わせて、相手に求める条件と、自分が絶対に譲れない事も見直したほうが良いでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。まだまだコロナという不安要素が解決する見通しはたっていません。
リアルな出会いの場の婚活パーティー「ホワイトキー」や、マッチングアプリ、オンライン婚活などのサービスが、新しく登場したり、コロナ対策を行って再開、リニューアルが行われています。自身の考え方や価値観が重要となった現在、自分にあった婚活方法を選ぶことが、気の合う異性に出会える近道となるでしょう。

担当:松本

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