男性にモテるために見直すべきあなたの話し方

あなたの周りにも何故か男性からモテる女性が1人や2人はいませんか?特別、美人や可愛いというわけでもないけれど、男性から人気という女性。

決して容姿が良い・容姿が全て、ということではありません。モテる女性に共通して言えるのは「モテる話し方をしている」ということです。話し相手が自然と「話していて楽しいな」「素敵だな」「話すと印象が変わるなぁ」などとプラスに感じられるような方です。

モテる女性の話し方について今回はご紹介していきたいと思います。例え、容姿に自信が無い方でも、普段の会話から、その「モテる話し方」を意識することで、自分の魅力を最大限放出してチャンスを掴んでいきましょう。

目次

男性への印象を良くするには?

まずモテる話し方の前に押さえておくべき必要なポイントがあります。それは、男性からの印象です。男性から良い印象を持ってもらえるか?で、スタートが大きく変わります。まずは印象を良くする事を意識しましょう。

根本的に男女では脳の作りが違うことを理解する必要があります。一般的に以下のように女性は右脳、男性は左脳を使って会話をするといわれています。

  • 女性脳(右脳):特に愚痴や悪口などネガティブな話を共感し合い、話すことでストレスを発散する。会話は相手と共感し合う手段の為、「言わなくても察して」になりやすい。
  • 男性脳(左脳):論理的な会話が好きで、分析して問題解決しようとする。会話は意思伝達の手段にすぎないため、「はっきり言われなきゃ分からない」になりやすい。

女性同士の場合、たくさん話せば話すほど「盛り上がった」と感じるものですが、男性は違います。

男性は会話の質を重視し言葉数も少ないので、多少の沈黙は案外何とも思っていない場合もあります。その為、なんでもいいからたくさん話さなきゃと焦る必要はありません。むしろ男性との会話の場合は、「男性が話しやすくなるようにサポート役」に徹する必要があります。

重要なのは「一緒にいると楽しいし、話しやすい」と思ってもらえる印象を与えるのが大切だという事です。

また、心理テクニックからの側面から見てみると、例えば、メラビアンの法則という心理効果があります。恋愛に限らず、人がコミュニケーションをする上で、話し手が聞き手に対して与える影響力は下記の通りといわれています。

  • 話す内容などの「言語情報」が7%
  • 声のトーン・話す速度や大きさ・口調などの「聴覚情報」が38%
  • 見た目・仕草・表情・ジェスチャーなどの「視覚情報」が55%

簡潔的にお伝えすると、「視覚情報」が重要であり、第一印象の半分は視覚情報で決まってしまう、ということです。要は、いかに非言語コミュニケーションが重要かということです。

では、第一印象を良くする手段として何が必要なのでしょうか?見た目とは清潔感・服装、仕草とは姿勢・立ち振る舞い、といえるかと思います。表情・ジェスチャーは笑顔が重要です。常に笑顔でいることは、その人を明るく印象付けます。

また、もう一つのテクニックをお伝えするなら、笑顔を見せるときはなるべく相手の目を見てニコニコ微笑みながら対応することです。実はこれが男性に対しては特に効果的だと言われています。

このポイントをしっかり意識すれば、「第一印象を良くするには、どうすればいいの?」と悩んでる人も目に見えて改善されていくのは間違いありません。第一印象がその後の関係に大きく影響してきますので、まずは話し方の前に第一印象を良くしていきましょう。

モテる女性に共通する話し方

本題である、モテる話し方についてご紹介していきます。もちろん、ご本人が無意識で行っている場合や、意図的に行っている場合もあるかと思いますが、結論、モテる話し方をしている女性には共通点があるんです。

早口にならずゆっくり落ち着いて話している

ゆっくり話すだけで穏やかそうなイメージになり、周りの人から慕われやすくなります。落ち着いた大人の女性らしさも出るため、男性からは魅力を感じてもらいやすくなります。

早口の女性は気が強い印象や、せっかちな印象を与え、悪いイメージを与えかねません。女性はどうしても早口になりがちなので男性への圧迫感を感じさせないようにゆっくり微笑みながら話しましょう。

その方が男性にとっては丁度良いですし、「癒してくれそう」「落ち着いていそう」という好印象を持ってもらえます。また、声の大きさにも注意しましょう。大声で喋っている女性は品の無い印象を与えがちです。モテる話し方においては、早口は禁物です。

いつもよりワントーン上げた声で話している

話すときは少しトーンを上げて、明るく笑顔で話すことを意識する必要があります。話しているときの明るさが伝われば、それだけで魅力を感じてもらえることも少なくありません。

ちなみにトーンは上げすぎないように注意してください。俗に言う「キンキン声」はタブーです。ただただうるさくて騒がしい女性になってしまいますので、いつもの声より、ほんの少しだけトーンを上げるだけでガラッっと印象は変わります。

頷きや相槌を活用している

相手が話している時、知らず知らず頷きながら声に出している相槌ですが、無意識のままだと、「へえー」「そう」「ふーん」という素っ気ないモノだったりします。誰でも自分が話す内容に、耳を傾けて欲しいものです。

もし、あなたがこの3つだけの相槌を繰り返されたら、どう感じますか?自分の話を楽しそうに聞いてくれる相手に対しては、好感を覚えます。それには、「興味深く聞いていますよ」と伝わるように、相槌にもバリエーションが必要となります。

  • 「へえー」「そう」「ふーん」素っ気ない相槌を連発
  • 「はい、はい、はい」と「はい」の連発
  • 「確かに、確かに」の連発
  • 「なるほど」「なるほどですね」と、何でも「なるほど」と付ける
  • 「いや、でも…」など「否定」から入る

上記が要注意な相槌です、逆効果を招く可能性があります。逆効果の相槌を使っている方は、悪気はなくても、相手の「話したい気持ち」を損ねてしまっているので、要注意です。

  • 無言の頷きも、視線の使い方で威力倍増
  • 「それは大変でしたね」「困りますよね」など相手の気持ちを汲む相槌
  • 「それでどうしました?」など、相手の会話を促す疑問形は最大の相槌

上記が好感を得やすい相槌です。基本的には、「相槌は声に出さず、黙って頷くだけでいい」と、簡単に考えて良いかと思います。目を見て、たまに「そうなんだ」「大変だね」「すごいね」と言ってあげるほうが好ましいのです。

「共感を示す相槌」は、恋愛トークに限らず非常に重要です。「そうなんだ」「大変だね」「すごいね」という相槌を適宜打つことで、相手は「この人は、自分のことをわかってくれる」という気持ちになります。

「3割話して、7割聞く」「黙って相手の話を聞く」「そうなんだ」「大変だね」「すごいね」と共感の相槌を打つ。そうすることで、相手との距離はぐんと縮まります。効果のある相槌も、乱用は逆効果になってしまうので、話の所々に入れるスパイスとして使用しましょう。

感情を出したリアクションをしている

男性は、自分の話や冗談に対して笑ってくれる女性を好みます。これは自分の興味を持っていることや、面白いと思っていることに対して、肯定してもらえたと感じ、自尊心(プライド)が満たされるからです。

ただ、愛想笑いは逆効果になってしまうのでオススメしません。面白いと思った時に出る素直なリアクションとしての笑顔が、最も男性の自尊心をくすぐります。モテる話し方をしている人は、感情表現が豊かです。

つまり、感情を素直に表現すると、相手も安心して心を開いてくれる訳です。また、相手に話を聞いてもらう時、相手の話を聞く時も「ここぞ!」というときは普段より少しオーバー気味のコミュニケーションを心がけましょう。

表情や言葉に感情を込めることで、相手の共感を引き出すことがモテる話し方のポイントになります。

プライベートしすぎない質問&話題を深める質問

まずは相手に興味があることをアピールできる聞き方が重要です。相手と会話を弾ませるには、上手な質問が必要です。

例えば「彼女いない歴どれくらいなんですか?」などのいきなり相手のプライベートに踏み込んだ質問はNGです。

「お休みの日は何をされているんですか?」「趣味は何ですか?」など、当たり障りのない「相手に関すること」にプラスして「相手が不快に思わないこと」から聞いていく必要があります。そして、その答えを「深める質問」をしていくのが重要になります。

相手の趣味が「お酒」「食べ歩き」ということなら、「〇〇が好きなんですけど、〇〇の美味しいお店って知ってたら教えてください!」「おすすめのお店ってありますか?」など、相手に気持ちよく話してもらいながら、徐々に距離を詰めていくのが必要です。

モテる女性は聞き方も上手

モテる話し方の共通項目を把握した所で、次は「聞き方」についてご紹介いたします。この「聞き方」は恋愛に限らず、どのシーンにおいても押さえとくべき必要なスキルとなります。では恋愛における「モテる聞き方」をいくつかご紹介していきましょう。

相手の話を最後まで聞く

相手の話を遮らないことは重要です。これもモテる女性の話し方としては大事なポイントです。モテる女性は、相手の話を邪魔して不快な思いをさせるようなことは一切しません。

会話のキャッチボールとしては基本ですが、この基本が心地よい会話の空気を作るためには非常に重要です。良い例を挙げるなら、スナックのママさん、ホステスさんを見てみると一目瞭然です。「聞き上手」は、モテる話し方としては非常に重要です。

相手の気持ちに「共感」してあげる

人は誰でも「自分の話に共感してほしい」ものです。自分の話に「共感」してくれない、自分を「否定」するような人とは、話をしても楽しくないし、好きになれません。

だからと言って、何でもかんでも「そうだね、そうだね」は逆効果になってしまいます。あくまでも「同意」ではなく「共感」が必要になります。

「相手の気持ちがどこにあるか」を常に考えながら、しっかりと自分の感情を乗せて聞いてあげるのが効果的です。具体的には、話している相手のテンションに自分のテンションを合わせてみましょう。

例えば、相手の男性は、ゆっくりと落ち着いた話し方をする人なのに、自分はハイテンションで「そうなんだ~!キャハハ!」「うんうんうん!うんうん!」など、落ち着きのない相槌をすると、相手の「話そうとする気持ち」を削いでしまいかねません。

もちろん、逆のパターンもあります。相手の男性は、元気なタイプで、明るく力強い話し方をするのに、自分は落ち着き払って「そうなんですね~」「なるほど」といった感じでは、やはり相手は話し辛さを感じてしまいます。

自分の元々の性格、テンションというものもありますから、いつも話し相手に100%合わせるというわけにはいかないかもしれませんが、それでも雰囲気を少し近付ける必要があります。

少し相手のテンションに合わせると同時に、相手もあなたのテンションに少し擦り合わせるようになるはずです。こうして二人だけの空気感が生まれていき、それが心地良いと感じられ、相手から好感を持たれるようになります。

会話の端々に「褒める言葉」を入れる

誰でも、褒められるとうれしい気持ちになります。ただ、ここでお伝えしたいのは「何を褒めるのか?」です。見た目よりも、性格にフォーカスした褒め言葉を意識しましょう。

人は初対面で人間関係ができてないときほど、外見よりも内面に注目し、褒めてもらいたいものです。その男性を観察すれば、必ずあなたならではの褒めポイントが見つかります。観察するには、相手に興味を持つことです。興味を持つのは「モテる話し方」において、一番大切なことかもしれません。

NGな話し方

テクニックが難しいという方は、まずは下記の項目だけは避けるようにしてみてください。

TPOに合っていない声の大きさ

相手のテンションに合っていない場面や、周りを気にしていない声の大きさは「うるさくて下品な女性だ」と敬遠されることは間違いありません。必ず、場や相手に合わせた声の大きさや、出し方を意識してください。

言葉遣いが悪い

もう、言うまでもありません。「黙っていれば綺麗な人」「話さなければ可愛い人」と言われる人は意外と周りにいませんか?人格は言葉遣いに品位となって表れます。

男性との距離を縮めたいあまり、出会って早々タメ口になってしまう女性もいます。これは男性に「なんか馴れ馴れしいな」「非常識だな」と思われ、逆効果になる可能性が高いです。お互いに慣れてくるとある程度口調は和らいでくるでしょう。それでも女友達と喋るときのような「ガサツな一面」は見せないように注意しましょう。

多くの男性は女性に女らしさを求めています。いくら気安い間柄になっても女性が「マジで?」「ヤバいね!」など言っているのを聞いてしまうと、男性の気持ちも一気に冷めかねません。

キンキン声で話す

「モテる女性に共通する話し方」でも触れましたが、ただただうるさくて騒がしい女性になってしまいますので、話し方のテンポや声の大小・高低など、相手に合わせて話すことが、好かれるコツになります。

話し方の参考になる有名人

では最後に参考になる有名人の方を何人かご紹介しましょう。もちろん、好みなど賛否はあるかと思いますが、あくまでも参考程度に見ていただけたらと思います。ご自身のキャラに合った方を参考にしてください。

広瀬すずさん

明るくてチャキチャキした話し方をしてる一方で、なんだか繊細で見守りたくなるようなキャラも両立してるのが魅力の1つです。

その秘密は、声を出すときの息の混ぜ方にあります。わずか数十秒のCMの中でも、セリフに応じて声に息を混ぜる量をコントロールして、演技に変化を持たせています。「息を混ぜる」のは、実は内緒話をする時には誰でもやっていることに似ています。

しゃべる時にちょっと息を漏らしぎみにすると、セクシーなささやきっぽい声を作ることができます。

波瑠さん

美少女みたいな透明感がある一方で、かなり大人っぽい印象が強いです。「キレイなお姉さん」な雰囲気に憧れる方も多いかと思います。

波瑠さんの声は、音の高低が幅広いところが魅力の1つです。特に、ちょっと低めな声でゆったり話してるのを聞くと、親近感がわいたり、話の中身がすっと入ってきたりします。

モテようと思うと高めのかわいい声を出そうとする傾向がありますが、ずっとその話し方をしていると、相手が緊張をゆるめる隙がない場合があります。そこで、波瑠さんみたいに時々低めの声で穏やかに話す瞬間を作ると、あたたかみとか母性を演出することができます。

綾瀬はるかさん

女性らしい落ち着いた雰囲気でおしとやかなしぐさがあるのに、お茶目な行動も行う愛嬌も兼ね備えています。かざらないその行動が男性からも同性からも支持されている有名人のひとりです。

心地よい声のトーン、常に相手をイメージした優しい口調でふんわりした穏やかな話し方ができます。

壇蜜さん

色っぽさの代名詞と言われる方です。ゆっくりと落ち着いて話すその様に、セクシーさや知的さが感じられます。上品な言葉使い、言葉の引き出しの多さも魅力の1つと言えるでしょう。

水卜麻美さん

言わずと知れた人気NO.1アナウンサーです。明るくて天真爛漫。アナウンサーらしからぬ、グルメリポートでの食べっぷり、飾らなさが魅力的です。

人柄もすてきな水卜さんですが、語彙豊富なリポート力や抑揚・メリハリのあるしっかりしたアナウンス力があり、ギャップで男性を惹きつけます。また、周りに流されず、自分の意見をきちんと言えるのもモテる秘訣なのではないでしょうか。

まとめ

男性からモテる話し方やモテない話し方について紹介してきました。「モテる」には外見の美しさだけでなく、「話し方」も大切なことがわかったのではないでしょうか?

もし、「色気」や「知的さ」が足りないとご自身のことを思っているのであれば、今日から声のトーンや話すスピード、言葉遣いを意識して変えてみてはいかがでしょうか。

話し相手を安心させてあげられることが話し上手でモテる女性の条件です。自分のことばかり話してしまっているな…という人は、まずは聞く姿勢を心がけるところからモテる話し方を目指していきましょう。

大切なのは「話しやすい女性」になることです。今回ご紹介したポイントを押さえておくだけで、あなたのモテ度はさらに上がるはずです。男性に「この人といると楽しい、もっと話したい」と思ってもらえるような、そんな女性を目指しましょう!

今回の記事があなたにとって、少しでも参考になれば幸いです。

関連記事一覧