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  • 様々なニーズが増えているシニア婚活、60代にフォーカスした婚活コラムをご紹介します。

60代に適した婚活とは?シニア世代の婚活事情

今回は団塊・シニア世代ともいえる60代の婚活事情についてお伝えしていきます。最近は著名人のシニア世代も結婚が増えてきたことにより、メディアでも取り上げる機会が増えてきました。その影響もあり、シニアの婚活も活発になってきているようです。

現在も仕事の第一線で活躍している人もまだまだいますが、仕事や子育てに追われて来た人たちが、一段落ついて、時間や気持ちに若干の余裕が生まれた時に、残りの人生を自分のために楽しく過ごしたいのでパートナーが欲しいと感じるようになっているようです。

目次

60代になると・・・

60代になると同世代との会話も病気や健康に関する話題が多くなり、自分自身の老後が心配になって真剣に向き合うようになり、パートナーが欲しくなるようです。

もし自宅で倒れて誰にも見つけられなく孤独死や、病気をした時に看病をしてくれる人もいなかったら精神的に辛い。そういう不安を抱えながら過ごす人生とお互いの健康を気遣う相手がいたら心強く、安心できるのではないでしょうか。

2017年の総務局統計局発表の人口推計によると、60~69歳が1832万人と他の年代よりも人口の多い年代となっています。

8年前の総務省発表の国勢調査によると、生涯未婚率は男性約20%・女性11%です。現在は、この数字より割合は増えていると考えられます。つまり、50歳時点で5人に1人は結婚経験がないということになります。

当社の結婚相談所サービス「ホワイトマリッジ」でも、年々50代・60代・70代のシニアの会員が増えてきています。数年前よりはシニアの結婚について積極的に考えている方が多くなっている傾向です。

しかしネット社会となった現代、60代はどのようにして婚活をはじめたら良いのか、どのように情報を集め、どのように行動したら良いのか、そもそもこの年で婚活なんてして良いものなのかと考える方も多いと思います。

熟年離婚、配偶者を亡くされた方、一度も結婚をしたことがない方などさまざまですが、最終的に結婚、入籍を希望される方、事実婚を希望される方、未入籍を希望される方など人によって色々な形があるのがこの世代だと考えられます。

結婚をしてから子供をもうけるといった若い世代の希望するビジョンとは異なり、シニア世代は婚活の不安があります。健康面、経済面の将来が不安、相続問題、孤独死が怖いなどです。
しかし、人口が多いだけではなく積極的な方も多いため、結婚相手を見つけられる可能性は高いといえます。

60代のリアルな声と婚活指南

続いて、ホワイトマリッジにいらっしゃった方の質問と、その返答・アドバイスをお伝えしていきます。

60代で婚活をしている方なんていらっしゃるのですか?(女性)

まず一番多く、最初に言われることです。同世代60代の方が婚活をしているのか心配になっているようです。ここは心配しなくても大丈夫です。前章で述べたように60代も実際に増えております。

50代以下の女性を希望しています(男性)

年齢を気にする男性は多いですが自身より極端に年齢の低い方を選んだり、お相手の内面を見ずに年齢だけで出会いを断ったりするのはあまり良くはありません。もちろん例外もありますし、ご自身のステータスが高い、財産を人並み以上にある方は別ですが。

一般的に、10~20歳も下の方を求めるのは難しいケースが多いです。少し考えてからの婚活をお勧めします。

収入が500万以上でないと難しい(女性)

相手に対し、男性は年齢・女性は収入を求めることが多いのはこの世代も同じです。

元夫の年収のこともあると思いますが、自分のレベル以上の年収を求める傾向が多いです。これではなかなかうまくいきません。額面だけではなく、相手の方の内面をも見ることも必要です。

お食事だけで、そこで終わってします(男性)

女性は特にお話し相手や一緒に食事を楽しむ相手を探す傾向もあり、それだけで満足して真剣なお付き合いに発展しないこともあります。相手の目的を早めに確認する必要があります。

親の介護があってなかなか婚活が大変(女性)

介護をしているとなかなか時間とりにくいのは現実ですが時間が作れないのが理由で婚活ができないのでは先に進めません。空いている時間を有効に使って婚活をしましょう。

お子さんと同居のお相手は難しい(男性)

60代のお子さんになるともう独立している方も多いと思いますが中には高校生、大学生のお子さんがいて一緒に住んでいるという方もいますし、就職されても一緒に住まわれている方もいます。本人同士だけでなくお子様の考えも確認必要があります。

お付き合いしている人はいたがご縁がなく未婚である(女性)

お付き合いしていた人となぜご縁がなかったかを考えることから始めましょう。

冒頭にお伝えした通り、統計上では未婚も珍しくありません。悲観する必要は全くありませんが、今後の成功のためには振り返りから始めることも大切です。

仕事ばかりしてきたため、婚活の進め方が分からない(男性)

仕事ばかりしてきた方はパートナーと遊ぶことが慣れていないかもしれません。楽しめれば良いのですが今までの生活が仕事中心でしたのでライフスタイルを変えるのが難しいと思います。

無理なくお付き合いできるような方との出会いが理想ですね。

やっと子供が独立したので婚活を始めたい(女性)

婚活の理想と現実に注意です。

60代だともう結婚相手を探すのは遅いのではないか(男性)

決して遅くはありません。60代の婚活は増えています。

このようにさまざまな声があげられています。

60代で婚活中の人が求める相手とは?

男性の場合には、「料理を作ってくれる人」「健康を管理してくれる人」「介護をしてくれる人」という意見が多いようです。家事をしてくれるお相手を希望する方が多いようです。

財産をもっている方でお子さんがいる方は遺産相続の問題があるため「事実婚」を希望する方が多いです。子供もお相手の方と楽しくやっていただくのは良いのですが、自分たちより短い付き合いの人に財産を渡すのはどうなのかと考える方は多いようです。

また、男女の関係を大事と考えている方もいます。女性はその点は求めていない方もいますので深いお付き合いになるのであれば、あらかじめお相手にお話をしておきましょう。

女性の場合は、「経済的に安定されている人」「精神的に支えてくれる人」を求める傾向があります。子供が独立しても経済的に安定している方を希望される方が多いです。

男性は家事の面を強く求める方がいます。介護まで求める方もいますが女性は家政婦のような扱いをされるのは拒絶されますのでその辺は要注意です。求める目的がお相手の方と差があるとお付き合いもうまくいかないのでどのような目的で婚活をしていくのか明確にしておいた方が良いでしょう。

シニア世代の婚活が活発になってきているのは何故?

シニア世代の婚活が活発になっていて増加している背景にはどのような理由があるのでしょうか?

  1. 離婚や死別によりシングルとなり、残りの人生を再スタートする為にパートナーを探している
  2. 寿命が延びてまだまだ元気なので長い人生を一緒に楽しめるパートナーを探している
  3. 歳をとるにしたがって一人でいることの孤独感から支え合えるパートナーを探している
  4. それまで仕事で忙しく、結婚するきっかけがなかった

どの方も人生の折り返しを過ぎ、改めてパートナーが必要と感じたということでしょう。

シニア世代の出会いは?

現在のシニア世代はどのようにお相手を見つければ良いのでしょうか?まずは、シニア世代の方が婚活する際、どういった方法があるかを見ていきましょう

1. 婚活パーティーに参加する

当社が運営する婚活パーティ(ホワイトキー)でも60代の婚活パーティーを開催しております。登録制ではありませんので気軽にお手ごろなお値段で参加することができます。

年齢を絞ったシルバー層のパーティーもすごく人気です。色んな進行のパーティーがあります。パーテーションで仕切られた個室形式で1対1の会話パーティーやフリータイム中心パーティーなどがあります。お食事やアルコールなどを楽しみながら、多くの参加者の中から接点を持てるでしょう。

気軽に参加できるようになっているパーティーですが、身元の確認が運転免許のみで年齢以外は自己申告になります。そのため、万が一トラブルになっても自己責任になりますのでその点は注意しなければいけません。

そのほかにも婚活バスツアーもあります。バスの中の会話タイムや目的地での自由な時間も十分に利用できます。お相手と長い間お話できるのが人気で好評です。

2. 結婚相談所に登録をする

当社が運営する結婚相談所(ホワイトマリッジ)では身元がきちんとわかり、細かいプロフィールで気になるお相手のお写真や学歴、年収家族構成などほとんどのことがわかります。

会員数も多いため、自分にあったお相手の条件を入力し検索してお相手を探しいただき、お見合いを申込みお相手が承諾をすればお見合いが決定します。

お見合い時間は1時間なのでゆったりとお話をすることができます。お見合い前にプロフィールやお写真を見ているので交際に繋がるケースが多いのが特徴です。そして皆さん結婚相談所に登録している方は必ず真剣で結婚を意識されている方ばかりです。

早ければ1回のお見合いで成婚まで結びつくかたもいます。

3. ネット婚活サイト

ネット婚活は若い人が多いですが最近ではスマホの普及で中高年の人も婚活サイト利用者も増えてきました。

他の婚活方法より安く済み、一人で出来るのが良いところです。運営会社も安心・安全の取り組みをしているようです。

4. お見合い

知人や紹介者、仲人などあいだを取り持ってくれる方が必要となります。結婚相談所のお見合いと似ていますが紹介者がいることによりお断りする時に気を遣うデメリットがあります。

5. 趣味を通じた出会い

中高年の交流会、サークル、カルチャースクールなどに参加し、趣味を通じて出会い交際に発展していくケースもあります。会話も弾み、親近感も湧きお互いに接近できる場かもしれません。

しかしながら本来の目的は男女の出逢いをする場ではないということ。そのような思いになった時にお相手の方に対して嫌な思いをさせてしまう可能性もあるということ。婚活をうたっているサークルは良いと思いますが婚活を目的に入会するのは意味が違ってきます。

婚活をはじめられて交際が成立しても自分中心でお相手に対する思いやりがなければ交際は長続きしません。交際をしていく中でトラブルも増えてきているので注意が必要です。良いお相手に出逢えるように最終的な目的をしっかりと持ち、お相手に伝えお互いに気持ちのいい交際ができるように努力することが成功するポイントです。

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